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【仏壇】に供える花のポイントを解説!


仏壇に供える花のポイントを解説!

仏壇の花がすぐに傷まいないようにする

せっかく仏壇に花を供えても、すぐに傷んでしまうのは意味がありません。

なるだけ長持ちさせる様に、日常的に配慮を欠かさないことが大事です。

これは見た目の問題だけでなくて、仏教の理にも深く影響しています。

花というのは生き物であって、仏教では無用な殺生を固く禁じてるのです。

すぐさま傷めてしまっては、いたずらに生命を奪う行為に他なりません。

そのようなことを仏様の目前と行っていると、供養どころか罰当たりな行為になってしまいます。

植物ではイメージが難しいなら、動物に置き換えて考えてみてください。

仏壇の前で犬を傷つけるような行為が許されるとは思わないでしょう。

命の重さに差はないというのが仏教の基本にある考えなので、植物だから軽んじて良いということにはなりません。

また、枯れた花などを供えていると、ご祖先に対する冒涜となってしまいます。

朽ち果てていくものを突き付けることは、大きなマナー違反になることを覚えておきましょう。

子孫として感謝の気持ちを心に入れつつ、生命力で溢れる植物を供えることにより、その想いを表現するのが礼節というものです。

このような複数の観点により、供養物を傷んだ状態にすることは避けなければなりません。

仏壇のお花の交換の目安

傷まないように気を付けていても、有機物なのでいつかは枯れていくことになります。

完全に朽ち果ててしまう前に交換するのが望ましいですが、そのタイミングが分かりづらいという人も珍しくありません。

あらかじめ目安を知っていれば、仏壇に放置しておくような失態をおかさずに済みます。

たとえば、表面から細かな粉が出てきたら替えたほうが良いでしょう。

表面の細胞の崩壊が始まっており、そこから瑞々しい状態に戻ることは期待できません。

2日ほどは維持できる場合もありますが、色つやが失われるなど微妙な変化は隠せないのが実情です。

もっと分かりやすい目安としては、芯の部分が黒色になることが挙げられます。

うっすらと黒ずんでいる段階で、傷みの進行がすいぶん進んでいると考えられます。

放っておくと、そこから全体に腐敗が広がっていくと予想されます。

その次の段階としては、花びらが重力に負けて外れ始めるのが一般的です。

一枚でも落ちたら警戒すべきであり、たくさん落ちたらすぐにでも交換したほうが良いでしょう。

その前に花の濃さが減ってくるケースも見受けられます。

同時に茎にも張りがなくなるなど、全体的に生命力の弱さが可視化されることも多いです。

仏壇に向いてる花、向かない花は?

一口に花と言っても膨大な種類があり、仏教における意味合いは世間の印象と異なる場合があります。

したがって、本来はその意味合いを理解したうえで選ぶのが望ましいです。

しかし現代においては、そのようなハードルの高さはなくなっており、想いを込めたものであれば許容されるようになってきました。

つまり厳密なルールはありませんが、選択するうえでのマナーは存在するので注意しましょう。

1つ目のマナーは、香りが控えめのものを選ぶということです。

いくら見た目が良くても、臭いが強すぎると供養の際の邪魔になってしまいます。

色に関しても慎ましやかなものが良く、特に49日までは白のものを供えるのが慣習です。

さらに長持ちするものが向いていると言われることも多く、これらを満たすものとしてカーネーションなどが挙げられます。

一方、仏壇に向かない花として有名なのはバラです。

色や香りの問題もありますが、何よりもネックになっているのはトゲの存在です。

触ったときに痛みを感じる多くのトゲが、強烈な殺生をイメージさせてしまいます。毒を持つヒガンバナなども同様の理由で適していないので注意しましょう。

とにかく無難なものが良ければ菊にしておくと安心です。

仏壇に供える花の飾り方は?

仏壇に供える花の飾り方は?

小さな瓶に花をいけて供えている家庭が見受けられます。

きれいに見えるかもしれませんが、正しい飾り方ではないので気を付けてください。

仏教の世界では、花立という専用のアイテムを使用するのが一般的です。

一般的な瓶と大きく異なる点として、ペアで使うのが基本であることが挙げられます。

仏壇の左右それぞれに1つずつセットしても用います。

ただし、近年になって1つしか用意しないケースも増えてきました。

居住スペースが狭い場合に、小型の仏壇を用いることが多くなってきたからです。

その場合はペアでなくても構いません。

また、花を向ける向きについても配慮が必要です。

仏様に見せようとして、奥に向けてしまう人が少なくありません。

これは間違いであり、基本的には供養する人のほうに向ける必要があります。

なぜなら仏様からの慈悲の気持ちを表現するものだからです。

したがって、奥に向けていると、仏様は自分自身に慈悲をかけることになってしまいます。

そのようなことを強いるのは恐れ多いので、くれぐれも注意しなければなりません。

自分たちが慈悲を授かれるように、こちらに面するように置いてください。他のもので遮らないようにうることも大切なポイントです。

仏壇に供える花のまとめ

仏壇に花を供えることは、日本人の常識といっても過言ではありません。

一方、その意味やマナーについては広く知られていないのが実情です。

形式的に花を供えるだけでは、本当に供養をしたことにはなりません。

仏壇の前で仏様と向き合うにあたり、正しい知識にもとづいて用意することも、感謝の気持ちを正しく伝えるための条件となります。

決して難しいことではないので、少なくとも今回紹介した点は踏まえたうえで臨みましょう。

傷まないように配慮するだけでも、やみくもに供えるケースとは大きな違いになります。

ショップに買いにいくときは、向いていない花を避けるだけでも最初は十分です。

飾り付けに関しても、自分たちのほうが向けることからスタートしましょう。

大切なのは供養する側の心であるため、あまり形式にこだわりすぎる必要はありません。

思いやりの気持ちが強ければ、自然と作法やルールを順守したいという感情も湧いてきます。

そのような流れがあるので、まずは仏様のことを考えて、どのような供養を行いたいのかよく考えてください。

慣習から大きく外れていなければ、多少はオリジナリティを出しても構いません。

その懐の深さも仏教の大きな魅力tの一つだからです。