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日蓮宗の仏壇の配置の仕方などをまとめました!


日蓮宗の仏壇の配置の仕方などをまとめました!

日蓮宗における仏壇の配置は、方角に関しての条件は特になく、基本的にどちらに向けてもOKとされています。

ただ、宗派によっては条件が指定されることがあるので、気になる場合は念の為確認するのが良いでしょう。

一般的には静かで集中できること、空間に余裕があって他のお部屋と行き来しやすい点が重視されます。
また窓がついていて陽の光が室内に入ったり、風通しが良いこともポイントとなります。

外の音が気になるお部屋では集中が削がれますし、あまりに狭いと仏壇に圧迫感を覚えてしまいます。

その為、音が気にならず身の回りに余裕が感じられるお部屋が理想的です。

窓の有無は閉塞感に繋がりますから、なるべく窓が備わっていて、何時でも開けられるのがベストです。

窓がないと換気が難しいですし、換気をしなければ空気が淀んでしまうので、手を合わせる仏壇にとっては良いとはいえないです。

宗旨や宗派によって配置条件は異なるので、日蓮宗も同様に仏具の配置に気を取られがちですが、何処に置くか自体がまず重要です。

定期的に埃を拭き取ったり、掃除機を掛けるなどしてお手入れをするわけですから、そういう部分についても考えたいものです。

幸い、日蓮宗は方角に関する条件が厳しくないので、お手入れしやすいお部屋を選んだり設置を行うことができます。

お部屋の空間を無視した大きさを選ぶのは間違いですが、最適なサイズで無理なく搬入できるものを選べば、後はかなり自由に置き場所が決められます。

日蓮宗とは??

日蓮宗は日本を代表する仏教の宗旨の1つで、別名法華宗と呼ばれることもあります。

この宗旨が誕生したのは鎌倉時代中期のことで、仏教の僧の日蓮により作られました。

ことの始まりは1253年の4月28日に、日蓮が朝日に向かって南無妙法蓮華経と唱えたことに端を発します。

中世から近代までの名称は法華宗で、現代で主流の日蓮宗の名前は、当時は蔑称と捉えられたこともあるほどです。

近代においては、1872年に一宗一管長制に基づき成立した教団が始まりとされます。

身延門や比企谷門流に中山門や日昭門流、四条門と六条門流などが合流を果たし、大きくなったのが特徴です。

法華宗が現在の名称に変更しようとしたのは、1875年3月のことで、政府に請願するものの一度却下されています。

しかし、諦めず根気良く働き掛けたことで、翌年の1876年の2月に認められました。

大正時代に入ると、僧侶の養成機関の問題により、一致派の日蓮宗が離脱することになります。

誕生の歴史が古く、時代と共に変化を繰り返してきましたが、近年は比較的落ち着いているといえます。

身延山久遠寺を総本山に位置づけ、霊跡寺院は大本山7と本山7の合計14、由緒寺院は40を超え寺院数は5千規模を誇ります。

直系だけでも約330万人の信徒を抱えていますから、日本の代表的な仏教の宗旨というのも頷けます。

ご本尊は大曼荼羅や一塔両尊四士と一尊四士で、多くの宗派が伝統を育んできた経緯から、割と様々な形式が許容されているのがポイントです。

日蓮宗の仏壇の配置はどうするの??

日蓮宗の仏壇の配置は、方角についての決まりはなく、設置環境に関しても一般的な常識に照らし合わせれば大丈夫です。

具体的にはサイズに対して設置場所の空間に余裕を持たせたり、風通しが良くてお手入れしやすいなどです。

仏具の配置に関しては、ご本尊を上段の中心に置いて、左右に脇侍を置くのが基本となります。

2段目に高月と仏飯器や位牌を置き、その下に花立や火立を並べるとバランスが良く見えます。

下段、つまり一番手前には前香炉とおりんを配置することで、日蓮宗の仏壇が形になっていきます。

他にも、茶湯器や線香差しを加えることによって、基本的な仏具は一通り揃います。

しっかりと仏具を揃えたいのであれば、灯籠と経机や玉香炉に、過去帳や見台と常花、仏膳椀に仏器膳とマッチ消しや香合も用意したいところです。

日蓮宗の伝統に則してより厳格に仏壇を完成させるなら、香合や卓も欠かせませんし、打敷や供物台と杢柾、仏前座布団に数珠も忘れられないです。

マンション向けのサイズだと、仏具が置けるスペースに限りがあるので、厳選して置く必要があります。

選択のコツは基本となる仏具をベースに、伝統的なものを厳選して加えることです。

灯籠や過去帳に見台といったものは、本格的な置き方に近づく為の仏具になります。

使い勝手や予算の都合もありますから、ご本尊や脇侍の掛け軸を先に決めておき、仏像の設置を検討しつつ仏具を選ぶのが良いでしょう。

近年人気のモダンなタイプだと、ご本尊に高月や仏飯器、前香炉くらいでも形になるので、現代的な生活スタイルではシンプルな仏具の組み合わせが定番です。

日蓮宗の仏壇の配置の注意点

日蓮宗の仏壇の配置では、割と選び方に関する決まりは厳しくなく、どのタイプを選んでも大丈夫ですが、金仏壇のみの使用はまずないので要注意です。

一般的には傷みを引き起こす直射日光を避け、湿気が溜まりにくい場所に置くのが原則です。
一方に手を合わせるともう一方に背中を向けることになる、神棚と向かい合わせの配置にも気をつけましょう。

上座に位置する床の間も向かい合わせはできないので、購入の検討段階から置く場所や向きを念入りにシミュレーションすることをおすすめします。

仏像を中心として掛け軸を配置する場合は、脇侍が掛け軸のご本尊より高くならないように注意します。

また、位牌も同様に置いた時の高さに気をつけ、掛け軸や仏像の高さを超えないことが大事です。

日蓮宗におけるご本尊は大曼荼羅ですから、他の仏具で大曼荼羅が隠れないようにします。

仏具の選び方を間違えてしまうと、サイズが合わずバランスが崩れるので、別々に購入するのではなく、なるべくまとめて選ぶのが得策です。

日蓮宗は脇侍の置き方もポイントで、ご本尊に向けて置く宗旨が多い中、ご本尊も脇侍も正面に向けるのが特徴です。

ちなみに、名前が似ている日蓮正宗とはルーツこそ同じですが、分派後はそれぞれ独自の伝統を持っていますから、混同しないように注意が求められます。

同じ宗旨であっても、宗派が異なれば考え方が違ってもおかしくないので、仏壇選び1つ取っても同じと思い込まないことが大切です。

日蓮宗の仏壇の配置の仕方まとめ

日蓮宗の仏壇の配置の仕方などをまとめました!

日蓮宗の仏壇は、選び方も配置も制限が少なく自由度が高く、一般的な置き方を守れば割と自由です。

暗くてジメジメしていたり、狭くてお手入れが難しい設置は論外ですが、それ以外は神棚や床の間と向かい合わせにしなければほぼ問題なしです。

仏壇そのものは設置の方角が自由ですし、仏具もご本尊と脇侍を忘れなければ、仏像を省略しても構わないです。

ご本尊はあくまでも大曼荼羅なので、この掛軸を中心にして、脇侍も正面に向けて置けば基本形の完成です。

自由度が高いので、仏具に何を選びどう配置するかは迷いがちですが、仏飯器や位牌に前香炉、線香差しやおりんがあれば形になります。

仏具の置ける数には限りがありますから、余程大きな仏壇で設置に余裕がなければ、無理に置く必要はないでしょう。

大切なのはご本尊を敬う気持ちと、宗旨の理解を深めて信仰を行うことです。

日蓮宗は多くの宗派を受け入れ、柔軟に変化して今に至っていますから、配置のやり方は様々で、唯一正しい置き方というものはないわけです。

仏像を置くなら、脇侍がご本尊の大曼荼羅の高さを超えないこと、ご本尊の方ではなく正面に向けて設置することに注意です。

いくつかの注意点を守れば、残るは主要な仏具を一通り用意して、定番の並びで置いていけば問題にはならないです。

仏具の基本とされる花立や火立と香炉の三具足があれば、これをベースにして、五具足を構成する仏器や茶湯器の検討を行いましょう。

最小限の基本的な仏具なら、一通り揃えても超高額にはなりませんし、予算的に無理をせずに済むので選びやすく安心です。