葬儀に関する不安や疑問を一挙解決!マナーや豆知識など、
終活も含め、様々なお役立ち情報をお届けします。

twitter facebook

【仏壇】の開眼供養はしないといけない?


仏壇の開眼供養はしないといけない?

仏壇の開眼供養とは??

開眼供養といった言葉を聞いたことがない人も多いでしょう。

これは仏教に関する用語でありまして、お墓や仏壇を買ったときに僧侶に実施してもらう儀式です。

それらを代々受け継いでいると、そうした儀式の存在を知らないというケースが多いです。

しかし、これから購入する予定があるなら正しい知識を身につけておきましょう。

日本は土地が狭くて限られているため、お墓を買う人は減ってますが、仏壇のほうは以前より購入にしやすくなっています。

今までは大きなサイズのものが主流ですが、住宅事情を考慮して小さなサイズのほうも多く販売されているのが実情です。

デザインに関しても伝統的なタイプだけでなく、洋風の家にも合うモダンなタイプが多くなってきました。

したがって、今後購入する可能性があるという人もたくさんいるのではないかと思います。

なので、この儀式の重要性を理解しておくことには大切です。

開眼と言われても、そもそも仏壇に目があるのか疑問に感じることもあるでしょう。

当然目などあるわけでもなく、何かの比喩ということででもありません。

これは仏像の目を開くことを意味してるのです。

そこから転じて、位牌の目を開くととらえられることが一般的にとなりました。

いずれにせよ、これを行うことで霊的な要素が備わることになります。

具体的にいうと祈りを捧げる効果として、ご利益などが現れることがあげられます。

尊いものだと感じられる崇高さを封入する作業という見方もの可能だと考えます。

どちらにしても実施しなければ、神仏のアイテムとして十分な勤めを果たせません。

そのため、古来より購入時には欠かせない儀式として引き継がれてきました。

地域や流派によって多くの呼ばれ方がありますが、基本的には必須であると考えておきましょう。

但し、実施の仕方を誤らないように正しい知識を身につけておく必要があります。

特に勘違いしがちなのは行う対象に関する事柄です。

先述のように対象はあくまで仏像や位牌であって、それらを置いてある外側ではありません。

僧侶が間違えることはありませんが、所有者にも正確に把握しておくことこそが望まれます。

セットで購入する事がほとんどなので、どれに対して行っているのか分かりにくいケースも多いです。

この儀式の意味を知ると、位牌を用意しない宗派には必要ないと思う人もいるかと思います。

しかし、そういった宗派でも開眼供養と同等の意味を持つ儀式があります。

引越の際の仏壇の魂抜き、開眼供養はしない??

購入した後は、もう開眼供養をする機会はないと思われがちです。

しかし、実際には再び行わなければならないケースもよくあります。

それは引越しをするときであり、何も考えずにむやみに動かしてはいけないとされているのです。

この理由は破損しやすいなどの物理的なものではありません。

簡単にいうと、水がたくさん入ったコップをそのまま持ち運べないのと同じことです。

大切な前提として、購入した時点で開眼供養によって魂が込められた状態になっていることを理解しておく必要があります。

そのまま移動させると、魂にどのような影響が出るのか常人には計り知れません。そもそも魂が入ったまま動かすことは先祖にたいして失礼にあたります。

そう聞かされると、一生引越しできないと懸念する人もいるでしょう。

もちろん対策はしっかりと用意されているので悩む必要はありません。

購入時に行った儀式は魂を入れることが目的です。したがって、魂を抜いてあげることで問題なく動かせるようになるのです。

コップの水をいったん抜いておけば、簡単に運べるのと同じ原理です。

ただし魂は水のように手軽な存在ではく、自分ですぐに抜いたりはできません。

僧侶を呼んで正式な儀式によって実施してもらう必要があります。

この儀式は目を閉じるための供養という位置づけです。

こちらの対象も同じであり仏像に対して行われます。

これによって魂はいったん抜かれた状態になるのです。

この儀式が終わるまで、仏壇を他の家具と同じように扱ってはいけません。

それを知らずに運んでしまう人が多いので注意しましょう。

ここで疑問に感じやすい点として、魂を抜いた後の処置が挙げられます。

抜いたままにしておくと、本来の機能を果たせなくなってしまいます。

そこで必要になるのは、2度目の開眼供養というわけです。

これを実施することで、抜けていた魂がまた注ぎ込まれることになります。

知っていても引越しの時期は忙しいので、実施しようとしない人も珍しくありません。

目を閉じる供養さえしておけば十分だと考えて、引越し後の儀式は省略してしまいがちです。

しかし、そのような仏壇には魂が宿っていないので気を付けましょう。

正しく実施するには、お世話になっている寺院に相談してみるのが一番です。

その流れで一連の供養をすべて任せると手間が少なくて済みます。

周囲に開眼供養しない人が多くても、自分も不要だと考えないようにしましょう。

そこまで実施して、初めて新生活を安心して行えるようになります。

仏壇の魂入れ、開眼供養は、必ずしないといけない?

仏壇さえあれば設置すれば問題ないと思う人も見受けられます。

科学技術の発達した現代社会において、迷信めいた話を信じられないというのも無理はないでしょう。

しかしそれなら、そもそも仏壇を購入する意味はありません。

デザイン性の高いものが増えていますが、あくまでも仏具であることを念頭に置いておく必要があります。

開眼供養しない状態だと、それこそ本当にただのインテリアになってしまいます。

そのため、基本的には必ず実施する必要があると考えておくことが大事です。

そう促されても、親が買ったときに実施していた覚えがないというケースもあるでしょう。

たしかに仏壇を買っても実施しない場合があります。

しかし、実施しなくても問題ないのは、ある条件を満たしている場合のみです。

それは購入したときに仏像や位牌を買っていないという事実です。

先述のように魂を入れる対象はあくまでも仏像や位牌となっています。

言い換えると、仏壇は単なる置き場所に過ぎません。

決して軽んじて良いものではありませんが、それ自体に魂は入れられないので実施する必要はありません。

呼ばれた魂もどこに入れば良いのか迷ってしまうでしょう。

セットで購入することが多いため、全体に対して行ってもらったという印象を持たれやすいです。

僧侶もわざわざ細かく説明してくれないのが一般的となっています。

また、普通の人は仏具に対する知識があまりないことも大きく関係しています。

熱心な仏教徒ではないけれど、伝統を重んじて家に置いておくという人が多くなりました。

本人は置きたくなくても、家族や親せきからの圧力を受けてそうせざるを得ないケースも少なくありません。

その場合はよく分からない儀式など省略したいと思うのが普通です。

神仏を尊重する考えのない人なら尚更でしょう。

本当に形だけ置いておくというなら、実施しないのも一つの手かもしれません。実施の有無を家族や親せきが確認するのは基本的に不可能です。どこの寺院に頼んだと言っておけば、ばれる可能性はかなり低いといえます。

しかし、それは先祖を冒涜する行為だと理解しておくことが重要です。

後々になって自分の行為が愚かであったと気付いてもフォローするのは困難でしょう。

たとえ面倒だと感じても、しっかり実施しておいたほうが安心です。

そうすることで先祖に見守ってもらえるようになり、ご利益を得られるかもしれません。

打算的な発想が源になるのは良くありませんが、それでも開眼供養をしないよりは良いでしょう。

仏壇の開眼供養のお布施は??

当然ですが、開眼供養は無料で行ってもらえるわけではありません。

他業種のようにサービス料という形で請求されるわけではないですが、費用が発生するのは事実です。

ボランティアではないので、お布施という形で支払うことになります。

その金額は寺院によって異りますが、基本的には普通の回忌法要と同じだと考えておけば良いでしょう。

ただし、それだけを用意しても足りない場合があるので注意が必要です。

なぜなら、お車代を用意することがマナーとされている場合もあるからです。

寺院によって異なるので確認しておくのが望ましいですが、聞くのが無粋だと感じられるなら用意しておくと良いです。

以前はお車代を払うのが一般的でしたが、お布施だけにするスタンスのところが増えてきました。

いずれにせよ支払うのは必須であり、多くの場合は数千円から5万円程度です。

これはあくまでも相場であり、なかには10万円を払うのが定番になっている地域もあります。

仏教は地域性が非常に強い宗教であり、宗派によっても違いが大きいので気を付けなければなりません。

とはいえお金が発生するので慣習だけを重んじるのではなく、実際の必要性を知りたいと思う人もいるでしょう。

その場合は住職に相談して素直に質問してみのも良い方法です。

いい加減にしか答えない住職なら、開眼供養を依頼しないほうが得策といえます。

こちらの足元を見て、払ってもらえそうな金額を請求してくるかもしれません。

魂に関することなので、金額にこだわるのは良くないと考える人も見受けられます。

しかし今後もしっかりと供養していくには、現実問題として出費に関してシビアに考えていくことも大事です。

今後もいろいろと発生する可能性があるため、仏壇購入時の開眼供養の段階からこだわりましょう。

また、そうすることで今後も依頼しやすい寺院を見極める判断材料になります。

また、忘れやすい出費として関連物を用意するための費用が挙げられます。

たとえばロウソクが必要になりますが、基本的に自分で用意しておかなければなりません。

僧侶が持ってくることは期待できませんし、用意していないと実施しくれない可能性すらあります。

それだけでなく、赤飯なども準備しておなければならないケースもありますが、基本的にそれらは自費でそろえることになります。

そもそも何が必要か分からないという人も多いと考えられます。

その場合は寺院に依頼する際に確認するようにしましょう。

仏壇の開眼供養はしないといけないまとめ

仏壇の開眼供養はしないといけない?

これまで仏壇と無縁の生活をしていた人は、購入にあたって開眼供養が必要かどうか悩むケースが多いです。

引越しの場合も同様で、可能であれば省きたいという人がよく見受けられます。

最終的に実施するかどうかを判断するのは自分です。

もし実施しないのであれば、それによって生じるリスクを受け入れる覚悟をしなければなりません。

法律で定められているわけではなりませんし、実施しなくても罰則は存在しないです。

だからといって、省略しても構わないと考えるのは早計といえます。

もう一度仏壇を置く意味をよく考えてみてください。

意味を考えるだけなら仏教に精通している必要はありません。

難しく考えずに、誰のために買った仏壇か思い出すだけで十分です。

たとえば亡くなった親のために買ったのであれば、一緒に過ごした日々を振り返ってみましょう。

自分にとってかけがえのない存在であったことを思い出すことが肝心です。

せっかく購入したにもかかわらず、その親と通じ合う仏具として機能しなくても良いのか自答してください。

実施しなければ、そこに親の魂は存在しないということを強く意識する必要があります。

もちろん親でなくても同様で、本当に軽視して良いのか自分に対して確認しなければなりません。

そうすると、ほとんどの人は開眼供養を実施したいという結論を出すでしょう。

その場合はできるだけ早く遂行するのに越したことはありません。

ただし、実施に関して期限が設けられているわけではないこともポイントです。

好ましいとされる時期はありますが、厳密にいつ行うのがベストであるかは人によって考えが異なります。

しかし魂が彷徨うことを防ぐために、基本的にはできるだけ早く行ったほうが良いと考えられます。

購入することが決まった時点で、寺院に問い合わせをすると良いでしょう。

もちろん引越しする場合も同様であり、新生活が始まってから何カ月も経ってから実施するのは良くありません。

先祖に対して誠実な対応とはいえないので、なるべく早いタイミングで仏壇に戻ってもらいましょう。

お布施や用意する物についても知識を持っておけば、スムーズに依頼できるようになります。

必要になってから急に調べると、慌ただしくていろいろとミスしてしまうかもしれません。

そのようなリスクを避けるため、この機会に何が必要なのかチェックしておくと良いでしょう。

必ず実施するということを念頭においたうえで、早い時点で対策をしておくのが望ましいです。