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仏壇の開眼供養【お布施】4つのポイント!


仏壇の開眼供養【お布施】4つのポイント

仏壇の開眼供養【お布施】ポイント①

開眼供養とは、位牌や仏壇を新しくした場合にお坊さんをお呼びして、読経してもらう事を言います。

この読経を持って位牌や仏像の目が開いて、霊験が宿る事になり初めて仏像や位牌は拝む対象に成り得ます。

「御性根入れ」「御魂入れ」「入魂式」という別の名もあり、中には浄土真宗の様に開眼供養は無い代わりに、それに相当する儀式の「御移徙(おわたまし)」が存在します。

因みに儀式を執り行うタイミングは四十九日法要と一周忌法要、仏壇を初めて購入した時と引っ越しして仏壇の設置場所を移動する時が一般的です。

この時に必要になるのは、仏壇を筆頭にした仏具一式と位牌、朱ロウソクと餅や赤飯や海の幸、山の幸に里の幸などになります。

そして、加えて一緒に気にしなければならないのが、お坊さんに対するお布施です。

開眼供養はいくつかのパターンが分かれており、それと同時にお布施にも幾つかの渡し方がありますので万全を期したい場合には必ず押さえておかないとなりません。

まず、事項が開眼だけであった場合には、金額は3万円?5万円程です。

その上で、のし無しの金封を用意して、紅白の結び切りか紅白のあわび結びを水引とします。

以降は表書きには儀式名を書いてその上で御礼と結んでおけば問題ないです。

これが四十九日法要と同時に行うケースになると、様相が変わります。

まず開眼の分は、袋は白封筒で水引は黒白または双銀結び切り、表書きにはお布施と記して、金額相場は前述の開眼相場の1.5倍?2倍と計算して下さい。

この時四十九日法要分とは別にして、四十九日分の方は封筒を白封筒にし、水引は無しで表書きはお布施、中身は3万円~5万円という計算になると思います。

つまり、2つ合わせると、20万円前後位の金額は掛かる計算になります。

後は、どのパターンでも共通ですが、御車代として白い封筒に5千円?1万円程を入れる事と、お坊さんが会食に出ない場合には、御前代という事で同じく5千円?1万円が必要です。

それぞれ白封筒に代名を記して別々でお坊さんに渡す様にください。

仏壇の開眼供養【お布施】ポイント②

開眼供養を行って、仏壇を開く事は必要不可欠な儀式でありますが、お布施については金額が曖昧で困惑するという声も少なくありません。

出来るだけ事前に詳細が分かっていないと計画が立たなくて困るという事もありますし、場合によっては、相場通りの金額を支払う事は経済事情的に不可能というケースもあります。

そういった事情がある等の場合には、お寺に直接問い合わせて相談する事をお勧めします。

お布施は本来は、通常の商売による金銭のやり取りとは性質が違い、先祖に対して供養をしてくれた仏教やお坊さんに対する感謝の表れの意味合いの物になります。

つまり、物品に対する対価を支払うという行為ではありませんので、実際の生活に深刻な支障が出ても相場を厳守しなければならないという性質の物ではありません。

ですので何かしら困っている事があれば、事情を説明して問い合わせるというのは、失礼では無いです。

むしろ、以前の金額が無理である場合で、相談無しで当日に減額した額を提示したりするとそれが元でトラブルになる事もありますので、確実に段取を進めたい場合には、やはり相談をしておいた方が無難になります。

ちなみに単純にどの程度のお金が必要なのか分からないで連絡した場合には、教えてくれる事もありますが「御志程度で」と言われて、明快な回答が得られないケースも出て来ます。

その場合には、納得の旨を伝えつつも、「参考までに他家はどの程度包まれているのか、伺ってもよろしいでしょうか」と聞いてみると、参考情報として教えてくれる事もありますので、その点も忘れずにチェックしておく事をお勧めします。

最初に慣れるまで相応の時間が掛かったりもしますが、基本マナーを事前に下調べしておけば、お寺対応は差ほど難度は高くはありません。

後はお布施を渡すタイミングですが、法要の前に渡す方が丁寧とされていますが、家に来てもらって儀式を行う場合に事前に渡してしまうとお坊さんは現金管理しながら儀式をしなければいけませんので、儀式が終わってからの方がタイミング的には無難です。

確実を期したい場合には最初の挨拶の時に、聞いておくというのも選択肢になります。

仏壇の開眼供養【お布施】ポイント③

開眼供養で仏壇やお布施について、初めて考える機会が増えたという人も少なくないです。

そして、それを契機に関係する相談事等をこれからもしやすい関係性を、お寺と築いていきたいという様な時には盆や暮れ正月時やお墓参りの時には声を掛けたり、お寺のイベントの時には本堂へお参りをする様にするというのも1つの選択肢になります。

円滑なコミュニケーションが出来ている場合にはお布施関係等の金銭面等の難しい点や、お寺との付き合いで中々聞く機会が無い様な事を、確認出来る機会も増えます。こういった部分は後の仏壇やお墓の管理で大きく響いて来ます。

昨今は開眼供養の為にお坊さんを臨時で派遣してくれる会社等も増えてきましたし、費用も大変リーズナブルな定額で儀式を行ってくれる事は大きいメリットではあります。

ただ、臨時であり、ずっと家のお墓に関わってくれるわけではないという事を考えるならば、付き合いが長くなる菩提寺との関係を大事にするというのは、とても重要な事です。

新たにお墓を建てて、遺骨を埋葬する場合や、納骨と開眼供養を両方同時に行う場合は不祝儀で、自然にお墓を建てる場合は、祝儀と見なす事もある等、その辺りの機微は宗派によって違う事も珍しくありませんし、同じ宗派であっても、お坊さんによって解釈が真逆の様な事もあります。

他にも、祝祝儀に付いている、のしはアワビを意味していて生臭物を嫌う仏教としてはNGという事もありますので、基本マナーとしてはのしは無しにしないといけませんが、その辺りに厳格なお坊さんもいれば、徹底する程には問題視しない傾向の人も居ます。

つまり、個人の見方による所もかなり出て来るという事です。そこを確実にクリアするには、勿論事前の下調べが重要ですが、それ以上に個人同士でコミュニケーションを持っておく事が何よりの近道となります。

お布施その物では無いですが、開眼供養の際には石材店や、御祝をくれた人への返礼を準備しなければいけない事もあり、そういう場合の相談先としてもお寺の有無は大きく響いて来ますので、色々考えてみる事をお勧めします。

仏壇の開眼供養【お布施】ポイント④

開眼供養は仏壇を開く為の儀式という事で、お布施の事等も気にしないといけませんが、仮に自身が他家の開眼供養に呼ばれた様な時には、御祝金を3000円~5000円程度包むのが一般的です。会食にも参加する様な時には、1万円程包む事等も忘れない様にしないといけません。

この時に表書きには「開眼御祝」と書いて名前を書くのが一般的です。

ちなみに、この時に納骨も一緒に行う場合は既に香典を払っていますので、別口でお金を用意する必要はありませんが、誤解を警戒する場合にはどういった性質の開眼供養なのかは事前に調べておいた方が無難となります。

後は、昨今、お寺関係の事が分からないという事で、儀式に合わせてお坊さんを派遣してもらうサービス等も多く、このタイプに依頼して供養をしてもらう場合にはお布施の額等は明快に教えてもらえますが、利用する場合には必ず親戚等に聞いて意見の一致を見てから利用する様にする事です。

葬儀や開眼供養等は、個人の心情や信仰等繊細な注意を要求するポイントが多く、菩提寺や親戚を無視した上で段取を進めてしまうと、感情面で大きく揉めてしまうケースも少なくありません。

物理的にも埋葬を断られてしまった上、別口で高額な金額を請求されてしまう様なトラブルもありますので、何か思う所がある様な事がある様な時には、場合によったら葬儀社に相談してみる等しつつ最良の方法を模索する事をお勧めします。

昨今は、事務局を設置しているお寺も多く、もしも確認出来た場合には早急に利用してみるのも悪い選択ではありません。

菩提寺がとても遠方にあり、来てもらうには難度が余りに高いケースや、自身を含めて関係者が高齢で、従来通りの儀式を行ってもらうには多くの難点がある等、簡単に菩提寺を利用するのが難しい場合の解決策として、相談無しで利用するという事等は多いのですが、その場合でも必ず確認する事を忘れない事です。

金額やスピーディーさ以外に、慎重を要する場面が多いという事で考えて置けば齟齬はありません。

仏壇の開眼供養【お布施】まとめ

仏壇の開眼供養【お布施】4つのポイント

開眼供養とは、仏壇に収める位牌や本尊となる仏像の目を開いて拝む対象にする為の儀式です。

開眼供養単体で行う事もあれば、納骨と一緒に行うケースもあり、それによってお布施を渡す場合の要領も変わって来ます。目的が開眼供養限定の場合は、金額相場が3万円~5万円、のし無しの金封で紅白の結び切りか紅白のあわび結びを水引と考えて下さい。

これが四十九日法要と合わさる場合には、開眼分は白封筒に黒白または双銀結び切りの水引で、表書きにはお布施と書きます。

相場は開眼単体の場合の1.5倍〜2倍と計算し、四十九日分の方は封筒を白封筒にし、水引は無しで表書きはお布施、中身は3万円~5万円です。これ以外には、御車代と会食不参加でお坊さんが帰る場合には、それぞれの段取分ずつ5000円~1万円と見ます。

後は、お布施と直結しているわけではありませんが、例えば儀式の前に石材店にお世話になった場合には、儀式の前に石材店に5000円~1万円程度の御礼をする考えもあります。

他にも参列者にも、一定の御礼をする事も忘れない様にしないといけません。

ちなみに、もしも自分が他家の儀式に参加した場合には、納骨が込みになっている場合は香典だけで構いませんが、開眼限定の場合等には3000円~5000円と会食代1万円は用意するのが一般的です。

最後に、昨今はお坊さん派遣サービス等も出来ていますが、何かの事情があって菩提寺を利用出来ない様な事があった場合等に利用しようと思ったならば、必ず事前に菩提寺に相談する様にして下さい。

親戚関係でも同様ですが、心情や信仰が関わる分だけ、より多くの人に相談をしておかないと後で大きい問題に発展しやすい事は注意しておきたいポイントになります。

これは金額関係で、儀式の相場を下回る額しか払えない場合でも同様です。

仏教やお寺に対する感謝の証の意味合いの金額ではありますが、お金に関する事である分だけ相談が無いままに段取を進めてしまうのはリスクが高くなります。

ちなみに、この辺りの流れを円滑にする為に、機会がある毎にお寺に挨拶に行くというのも1つの方法論と言えます。