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仏壇の選び方【浄土真宗】3つのポイント


仏壇の選び方【浄土真宗】3つのポイント

仏壇の選び方【浄土真宗】について

大乗仏教の宗派に属する浄土真宗は、浄土信仰をベースに発祥、現在まで長きにわたって伝わる日本の仏教です。

鎌倉仏教をルーツに、同時代を代表する僧侶の1人、親鸞が師の法然より浄土往生の真実を受け継ぎ、継承する形で発展させたのが特徴です。

教壇としては親鸞が亡くなった後に、門徒達の手によって確立、広められました。

一時は一向宗や門徒宗とも呼ばれていましたが、宗名問題を乗り越え、本願寺派と残りの宗派に分かれています。

前者は浄土真宗を名乗り、後者は真宗という名前を用いて、それぞれ今に至ります。

親鸞の教えでは、浄土を顕かにする真実がキーワードで、法然から伝えられた教えが重視されます。

ちなみに、本人には独立した開宗の考えはなく、あくまでも法然の弟子で、師事できたことに純粋な喜びを覚えているといえます。

浄土真宗は本尊を阿弥陀如来として、掛け軸の脇掛に親鸞聖人と蓮如上人をお仏壇に配するのが特徴です。

他の宗旨とは異なるお仏壇の選び方、ポイントがありますから、その点を念頭に比較検討することをおすすめします。

1200年代には既に始まり、室町時代に蓮如が登場するまで2つの派閥に分かれて対立していましたが、蓮如の努力によって本願寺が勢力をましました。

混沌とした時代も相まって、最終的には10派に分かれたものの、真宗教団連合が強調や連携を呼び掛けています。

今では本願寺派が最大規模を誇り、大谷派や高田派と続きますが、東西に二分するトップ2がその殆どを占めます。

お仏壇の捉え方、考え方1つにも様々な違いはありますが、基本的なポイントを踏まえると理解しやすくなるでしょう。

仏壇の選び方【浄土真宗】ポイント①

浄土真宗におけるお仏壇選び方のポイントは、早めに検討を始めて購入を決めたり、設置を済ませることにあるといえます。

即身成仏の考え方があって、死後直ぐに成仏できると考えられているので、早めに購入しても問題はないわけです。

勿論、宗派によって捉え方の微妙な違いはありますが、しかし生前の早い段階に購入するのは悪くない、そういう捉え方がされます。

元気が良く不幸は起こっていないのにお仏壇を買うのは縁起が悪い、これはあくまでも迷信です。

むしろ、人間はいつ何が起こってもおかしくないので、先を考えて人生の節目に行動するのは良いことだと思われます。

購入の検討を始めるタイミングの候補には、子供の誕生や住宅の購入、子供が成人して独立した後が挙げられます。

浄土真宗の開眼法要にあたる入仏式・御移徙は、慶事なのでおめでたいことです。

家族が亡くなった後や、四十九日法要のタイミングは、お仏壇を考えるのに良い機会だといえるでしょう。

大切なのは、予算を決めて設置スペースを考え比較検討で購入を進める選び方です。

近年は、住宅事情の変化に応える形で、省スペースなものも登場したり充実しています。

また、比較的リーズナブルなタイプもありますから、設置スペースや予算で諦めることは不要です。

何処に置くかは悩みがちですが、阿弥陀如来が祀られる方角の西に対する、東向きに置ける場所があれば大丈夫です。

浄土真宗は教えが緩やかであまり厳しくなく、自由度が高い宗派ですから、基本的にはどのようなデザインで選んでもOKとなります。

仏壇の選び方【浄土真宗】ポイント②

自由度が高く割と何でも選べる浄土真宗は、逆に自由過ぎてお仏壇の選び方に迷ってしまいます。

予算に余裕があって、家族代々で受け継ぐつもりであれば、金箔で豪華に作られているタイプが狙い目となります。

工芸品とみても価値がありますし、自然と大切に取り扱いたくなりますから、購入を検討する価値はあると考えられます。

金箔貼りなので当然ながら高額ですが、決して品がないということはなく、逆に極楽浄土に思いを馳せる切っ掛けになり得ます。

即身成仏で死後直ぐに仏様になる考え方なので、極楽浄土を思わせるお仏壇の購入を検討するのは普通です。

いうまでもありませんが、予算にはそれぞれ上限が存在しますから、無理のない範囲で候補をリストアップするのがおすすめです。

お仏壇に掛けるお金の大小で信心が決まるわけではないので、金箔貼りはあくまでも候補の一例となります。

金箔に抵抗感がある、もしくは予算が限られている場合は、いわゆる唐木も十分魅力的で候補に加えられます。

木目の個性と深みが魅力で、素材によって質感や印象が変わりますから、選択肢が豊富で好みに合わせて選べます。

手彫り彫刻は職人が手作業で作るので高めですが、その分味わい深く工芸的な魅力が楽しめるものが手に入ります。

宗派が違っても選びやすいタイプなので、難しく考えずに比較検討や購入を決めたい人におすすめの選び方です。

浄土真宗の魅力の1つは柔軟性の高さで、時代に合わせて一回り小さく、コンパクトなものも選べる点にあります。

仏壇の選び方【浄土真宗】ポイント③

浄土真宗でお仏壇を選ぶポイントは、仏具を含めて予算を決めたり、組み合わせを考えることにあります。

仏具の種類や配置は宗派ごとに差がありますが、中央にご本尊を置き、左右に蓮如聖人・親鸞聖人の脇侍を配するのが基本とされます。

中段には湯茶器と仏飯器、その左右に高月の高杯を置くことが基本形となります。

ここまでの選び方に難しいところはありませんが、広い家で大きめのお仏壇を購入するとなると、必然的に仏具も増えていくので注意です。

現代的な住宅でコンパクトサイズを希望する場合は、下段に花立や線香差しにマッチ消し、香炉や灯立にリン、見台と過去帳があれば一通り揃います。

これは浄土真宗本願寺派と大谷派で大きな違いはなく、共通しているので選び方のハードルは低いです。

お仏壇は、購入時に入仏式・御移徙をする必要があるので、その点を踏まえて予算を決めたり購入することが大事です。

相場は唐木のタイプだと50万円以上で、上を見れば100万円台のものもあります。

高級木材で職人による手作りですから、工芸品の1つと捉えればこの価格帯なのも納得です。

サイズによって価格は変わってきますが、塗装や印刷を使用している唐木風ならかなりお得になります。

省スペースな上置きタイプは、家具の上に設置できるコンパクトサイズが魅力で、価格も10万円前後とリーズナブルです。

こちらも素材や作りで違ってきますが、10万円を切る価格のものもあるのは、見逃せないところとなるでしょう。

仏壇の選び方【浄土真宗】まとめ

仏壇の選び方【浄土真宗】3つのポイント

浄土真宗は約800年の歴史があって、分裂したり合流したりと、時代によって流動的に変化してきました。

現在は落ち着きまとまっていますが、それでも東西に二分しているのは昔も今も変わらないです。

ただ、お仏壇の選び方に大きな違いはなく、どの宗派でも選びやすいのが良いところです。

即身成仏の浄土真宗では、生前に早めにお仏壇の購入を検討するのがポイントの1つです。

家族の不幸が購入の切っ掛けに限定されませんし、早めに購入を決めておけば信仰に集中したり、急な不幸で慌てずに済みます。

基本的な選び方は、豪華で高級な金箔貼りか、派手さはないもののしっかりとした作りの唐木を検討することです。

前者は100万円以上も不思議ではないお仏壇ですが、見る度に極楽浄土を想像させるのが魅力的です。

一方、後者はどちらかといえば地味ですが、味わい深く飽きがこない点が良いです。

価格は50万円~100万円が基本で、唐木風に塗装や印刷がされているものだと、グッと価格帯が下がります。

一生の内に何度も買い換えるものではありませんから、予算内で長く使えることを念頭に選びたいものです。

仏具は基本的な組み合わせというものがあって、その購入費用も掛かることになるので、大きさやデザインに素材の違いだけでなく、総合的に購入を検討することが大事です。

浄土真宗の教えでは、死後に仏様になることから、喉は渇かず水のお供えは不要とされます。

つまり、お水を入れる仏具は基本的に不要で、この仏具のように購入費用を掛けずに済むものもありますから、改めて必要な仏具を確認したり予算を決めることが大切です。