葬儀に関する不安や疑問を一挙解決!マナーや豆知識など、
終活も含め、様々なお役立ち情報をお届けします。

twitter facebook

【仏壇】に合わせた位牌の選び方3つのポイント


仏壇に合わせた位牌の選び方3つのポイント

仏壇に合わせた位牌の選び方について

位牌の歴史は古く、中国から伝わりました。当時は亡くなった人の官位を併記したため、位の字が後世に継承されたのです。

白木に戒名などを記載する形は故人を供養するため墓地などに立てられた卒塔婆に似ており、更に依代などの考えと混ざりながら昨今に至っています。

仏壇には祖先の魂を敬うため位牌を飾る習慣があり、白木の物から塗りがしっかりしたものまで種類が存在します。

葬儀からの期日によるものや目的、あとは素材など選び方が異なるため、趣旨を逸脱しない適正なものを選ぶことが大事です。

仏壇のデザインと一致させるとわかりやすいでしょう。

仏壇は本来宗派毎に金や唐木など最適な意匠がありました。

昨今ではどの宗派でも昔ほど意匠にこだわる必要性は無く、洋間にぴったりなデザインは勿論、一歩進んでモダンでスタイリッシュなデザインのものでも問題ありません。

したがって仏具の意匠を統一することで、外観がスッキリするとともに、宗教っぽくない演出も可能でしょう。

部屋の雰囲気を壊したくないが、祖先への敬意も忘れたくない家族には、現代風な仏具が最適でしょう。

かと言って宗派によって揃えるべき仏具や配置は定まっており、分からないときには仏具店や寺院に相談すべきです。

気に入った形や意匠を選んでも決して間違いではないものの、年忌法要などで僧侶に読経をお願いした際に指摘を受けるよりも予め相談したほうが、買い替えせずにすみます。

位牌選びにはいくつか注視すべき点があるので、理解しておきましょう。

仏壇に合わせた位牌の選び方 ポイント①

四十九日まで利用する白木で造られたものは仮で、特に種類がないため選び方 を気にする必要はございません。

その後に仏壇に飾る本位牌は戒名などを記載し、故人を偲ぶとともに先祖を敬う対象であったりします。

従って日々の暮らしの中で目にする機会がしばしばあり、末永く飾る仏具なのでしっかり見定めた上で選ぶことが大事です。

そのポイントの一つとして、サイズがございます。

位牌のサイズを判断する際は、札丈と総丈を着目します。

札丈とは戒名などを記載する部分の高さを表し、総丈とは下の台まで含めた高さです。

高さを見る場合、札の部分のみで判別してはいけません。

どういう意味があるのかというと、台の装飾や意匠が豪華になれば札の部分と関係なく、それだけ高くなるからです。

仏壇の大きさや高さにあわせて三寸の札丈を選んだものの、総丈が四寸のものより高くなることがあります。

そこで、最適なサイズを選択するには、まず総丈から見定めましょう。

一般的な札丈と仏壇との適合サイズの目安は、二〇号までは三寸で、二十三号以上は四寸くらいです。

これはあくまでも理想的なバランスですから、殊更に守る必要はございません。

また既に先祖の位牌を飾っているときには、それより小さいものを選ぶ方が良いとされます。

しかし各地の風習や考え方はそれぞれですから、絶対的なものと捉える必要はございません。

どうしても気になるときには、法要を依頼する寺院などに尋ねてみるといいでしょう。

日々手を合わせる対象は、心の平安をもたらす事が第一です。

仏壇に合わせた位牌の選び方 ポイント②

位牌の選び方の一つとしてサイズを紹介しましたが、デザインも欠かせない視点です。位牌を飾る主な目的は、先祖や故人を偲びつつ敬意を表すことに他なりません。

とはいえ現代のライフスタイルや室内のデザイン、また宗教観は昔と比べ多様になりました。

したがって、多様性にそったデザインから選んでも決して否定されないはずです。大切なことは今生活している家族が先祖や故人を忘れないことですから、現代のライフスタイル等に合わせることでむしろ、仏壇の前に座り先祖や故人を敬う機会を増やし、本来の趣旨に回帰することができます。

デザインを見る一つの視点として、漆を塗り重ね金粉や金箔を丁寧に施したものや、黒檀や紫檀の素材を生かした唐木のもの、複数の札を納められる回出などがあります。

これらは仏壇との相性があり、お互いを合わせると見栄えが良くなるでしょう。

また札や台の形によって春日型や猫丸型、千倉型などが選べます。

最もオーソドックスなのは春日型で、札の上部が半円形を描き、台が四角で飾りがほとんどありません。その一方で猫丸型は、台の足が猫の足のように丸くなっており、さらに金箔などを多く使用する傾向があるため見た目が豪華です。

これらは従来からある位牌のタイプですが、よりモダンなものでは、あえて台をあしらわず札と一体となった流線型のものから、幾何学模様がアートのように洋間でもぴったりなものまで好みに合わせて選べます。

デザインを楽しむ気持ちと敬う心は、間違いなく両立できるのです。

仏壇に合わせた位牌の選び方 ポイント③

選び方 のポイントとしてサイズやデザインに加えて、やはり価格は重要でしょう。

先祖や故人を敬う仏具だから、安い理由だけで選んだ位牌だと失礼な気持ちになりがちです。しかし製作者は、いずれの位牌も丁寧に精魂込めて提供していますし、何より日々仏壇に手を合せる気持ちがあれば価格が安くても構いません。

一般的に価格はサイズやデザインと関連することが多く、小さくてシンプルなものは低価格な傾向です。よく低価格だと品質に問題があるのではと心配する方がいますが、掃除をする他触れる機会が頻繁にあるものではないですし、飾っておく分には塗りが簡単に剥がれることはないでしょう。

あくまで価格は、仏壇に合ったサイズや好みのデザインに付随すると捉えるべきです。

最も安いものでは数千円から購入できますが、平均相場は札丈三寸のもので数万円ほどです。

一般的に唐木よりも塗りのほうが高い傾向で、塗りの中でも金箔や金粉を施すとさらに価格が上がります。

一方モダンなタイプは従来のものと比較して価格の違いが分かりにくい点は否めません。抑えたカラーの幾何学模様が現代アートのようなものから、クリスタル素材で記念品のように宗教を感じさせないものまでデザインや素材はそれぞれです。

したがってモダンなタイプは価格よりデザイン性が優先せざるを得ず、予算と釣り合いを考慮することが大切でしょう。

いずれにせよ位牌は、先祖や故人を思い出させるとともに依代となるものですから、心から納得できるものを選ぶ必要があります。

仏壇に合わせた位牌の選び方まとめ

習慣は刻々と移りつつ姿を変えながら引き継がれています。

多かれ少なかれ誰もが経験する仏事も例外ではありません。

先祖や故人を敬うために、いかに文化を継承していくのかは重要な問題です。

ただ旧来の仏具を強制するだけでは、大切な習慣は廃れてしまいます。

現代のライフスタイルに合わせたものがあれば、習慣が継承されるだけでなく先祖や故人も子孫の心に残り続けるのです。

したがって位牌も変わらなければなりません。

位牌の選び方 において、サイズやデザインに加え価格が重要だと紹介しました。もちろん宗派によって勧められる型もあるでしょう。

しかし一般的にはどの型を選んでも構わないとされますから、仏壇との統一性で選ぶのが最適です。

塗りや唐木は置きたくないという方は、洋間でも違和感なく据えられるモダン仏壇を活用すればよく、統一性を意識すれば自ずと位牌のデザインも決まります。

古い習慣にとらわれ過ぎず自由に仏具を選ぶことが重要です。

仏具はあくまで先祖や故人を思い出し敬うための手段にすぎません。

日々生活する方の好みやライフスタイルに合わない仏壇などを据え、先祖や故人を顧みないならば本末転倒です。

大切なのは手を合せる気持ちですから、多少大胆なデザインでも許されるでしょう。

モダンなデザインを選びたいが縁起などが気になり、どうしても旧来のデザインと迷う方は、あらかじめ寺院などに相談し意見に従えば良いのです。

これだけ広く普及しているものですから、特別な習慣がない限り大丈夫でしょう。