葬儀に関する不安や疑問を一挙解決!マナーや豆知識など、
終活も含め、様々なお役立ち情報をお届けします。

twitter facebook

墓離れが進む現在に適した「手元供養」について


墓離れが進む現在に適した「手元供養」について

昔から日本では、人が亡くなった場合にはお墓に骨を埋める習慣がありました。

江戸時代などは寺請制度があり、農民や町人でも必ずどこかのお寺に所属していたため、そこにはお墓があったわけです。

明治時代になり寺請制度がなくなってからもお墓を持つ家庭がほとんどでした。

昭和になると、お寺以外に法人が経営する霊園ができており、そこにお墓を移動する人も出てきた経緯があります。

しかしながら最近は若者の墓離れが続いています。

墓離れをしているのがいくつか理由があり、そのうちの一つは管理費用が高いことです。

毎年数万円の費用を出さなければならず、給料の少ない若者にとっては大きな負担になるでしょう。

二つ目の理由は、価値観が多様化したことです。

完全にお墓を所有していない人も多く、わざわざ高いお金をかけてお墓を所有する理由もないのではないかといった価値観が広がってきたのです。

それ以外にも、田舎から離れる人が多くわざわざ墓参りをするのに田舎まで戻らなければいけないといった不合理な状態を解消するため、お墓を持たないようにしています。

ただそうはいっても、完全に供養をしない訳ではありません。

なぜなら手元供養と呼ばれる方法がはやってきたからです。

手元供養とは本来お墓に埋めてある骨の全部または一部を自宅に保管しておき、そこで供養をするスタイルです。

仏教を信仰しているならば仏壇が置いてあるためそこで供養してもよいですが、若者の家の多くは仏壇が置いておらず、仏壇のないところで供養をすることも多いです。

これは単にお墓を持つことに対して否定的な考え方を持っているだけでなく、自分の身近なところに亡くなった人の骨をおいておきたいといった理由もあります。

手元供養はほとんどお金がかからず、特別なしきたりもありません。

少なくとも明るいところにお線香やお水、そしてお供え物などと一緒に骨を置いておけばよいだけです。

もしすでにお墓があり分骨をする場合には、改葬許可書を市町村の役所からとってくる必要があります。

墓離れが進む現在に適した「手元供養」について