家族葬のメリット・デメリットはどうなんだろう??
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
・家族葬の範囲は??
・家族葬の流れは??
・家族葬のメリット・デメリットは??
・家族葬の注意点は??
今回は、家族葬の相場や費用は?特徴やメリット・デメリットを説明します。
家族葬とは、どういう葬儀なのでしょうか。
近年、従来の一般葬が少なくなり、家族葬という小規模な葬儀が増加傾向にあります。
この記事では、家族葬がどのような葬儀なのかについて説明。
また、家族葬のメリット・デメリット、家族葬をするときの注意点も詳しく紹介します。
ぜひ、最後までご覧ください。
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目次
家族葬とは
近年増えている家族葬ですが、実は明確な定義はありません。
一般的には、家族や親族などが参列する小規模な葬儀のことをいいます。
参列者数は30人程度までが多く、一般葬に比べると少人数です。
家族葬は、約20年前にはじまったといわれています。
そして、徐々に増えています。
家族葬が増えてきた理由の一つは、高齢化です。
亡くなる方の年齢も高齢化し、故人とゆかりのあった友人・知人も高齢化して、葬儀への参列が難しくなってきているからです。
また、「故人との最期の時間をゆっくり過ごしたい」という遺族の意識の変化もあります。
家族葬がおすすめの方
家族葬に向いているのは、次のような方です。
- 家族や親戚などで、静かに故人を見送りたい
- 故人との最期の時間を近しい人だけで、ゆっくり過ごしたい
- 故人の知人や友人に声をかけても、大人数な葬儀になりそうにない
- 葬儀にかかる費用を少しでも抑えたい
家族葬の範囲は?
家族葬という名前ですが、家族だけで葬儀をしなければならないというわけではありません。
家族葬に明確な定義はなく、家族葬の決まりごともないからです。
親戚はもちろん、故人と親しかった友人・知人が参列してもかまいません。
家族葬の流れ
家族葬の流れですが、基本的な流れは一般葬と変わりません。
ご逝去からはじまり、「ご遺体の安置」「納棺」「通夜」「葬儀・告別式」「火葬」「初七日法要」「精進落とし」という流れになります。
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家族葬のメリット・デメリット
家族葬は故人の遺志をかなえる。
また、ゆっくりと故人と遺族がお別れできる葬儀です。
一般葬に比べ参列者が少なくなることで、メリット・デメリットがあります。
家族葬のメリット
家族葬の一番のメリットは、故人との最期の時間をゆっくり過ごせることではないでしょうか。
一般葬であれば喪主は、参列者への対応に追われます。
また、葬儀の進行にも気をつかうことになり、ゆっくりと故人とのお別れの時間を持てません。
また、家族・親戚同士、近しい間柄の人でお見送りができ、故人との思い出をしのべる時間もできるでしょう。
家族葬は一般葬に比べると費用が安くなる傾向もあります。
参列者が少ないので、返礼品の費用や飲食に関係する費用が少なくなるからです。
また、参列者が少ないので、斎場の規模が小さくて済みます。
家族葬のデメリット
家族葬にもデメリットはあります。
参列者が少ないので、香典収入が少なくなり、葬儀費用の持ち出しが増えてしまうことなどです。
また、お知らせする人を家族葬だからと限定したために、「どうして、声をかけてくれなかったのか」というトラブルになることもあります。
のちのちの親戚づきあいにも影響するため、お知らせする範囲・基準をしっかりと決めておくことがトラブル防止になります。
家族葬は家族・親戚だけですることがほとんどです。
そのため、葬儀に参列できなかった故人の友人・知人が、後日自宅に弔問に訪れることもあります。
弔問客が多い場合、自宅で対応する遺族の負担が増えることもあります。
家族葬の費用は?
家族葬の費用は、一般葬に比べて低めの傾向があります。
また、参列者数・地域によっても家族葬の費用は異なります。
詳細は以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ、ご覧ください。
>>家族葬の相場や費用は?特徴やメリット・デメリットを説明します
家族葬の相場や費用は?特徴やメリット・デメリットを説明します
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家族葬をするときの注意点
先に説明した家族葬のデメリットと重なる部分もありますが、家族葬をするときの注意点を詳しく説明します。
社会的に人脈が多かった方のご葬儀の場合
経営者や社会的人脈の多い方がお亡くなりになった場合、どうしても弔意を示したいと、故人のご自宅に弔問が絶えないこともあります。
遺族が故人の死や、それまでの看病で疲れているときは、大きな負担になる場合があります。
このような状況が予想される場合は、家族葬でなく一般葬を検討しましょう。
一般葬であれば、故人の関係者が葬儀に参列できるので、自宅での弔問客の対応は減ります。
現役の会社員が亡くなった場合
家族葬とはいえ、現役の会社員が亡くなった場合は、会社への連絡が必要です。
会社としても対応することがあるからです。
会社に連絡する際には、家族葬であることを伝え、葬儀への参列を遠慮してもらうように伝えましょう。
香典辞退・弔電辞退するのであれば、それも一緒に伝えましょう。
香典
葬儀では、香典を受け取るのが一般的です。
しかし、家族葬の場合、身内から香典を受け取ることが手間になることもあるでしょう。
そのような場合は、香典を辞退しても問題ありません。
ただし、香典を辞退する場合は、あらかじめ「香典辞退」と参列者に伝えるのがマナーです。
喪主の挨拶
一般葬では、棺を霊柩車に乗せるときに、喪主が挨拶します。
一方、家族葬では喪主の挨拶を省略することも多いようです。
喪主の挨拶が必要かどうかは、参列者や状況で判断するとよいと思います。
親戚だけであれば、故人がお世話になったお礼や参列の感謝などを伝えるだけでも十分でしょう。
家族葬とは?知っておきたいメリット・デメリットを解説のまとめ
2017年の調査によれば、全体の葬儀のうち家族葬は約3割です。
そして、増加傾向にある葬儀は家族葬で、減少傾向にある葬儀は一般葬です。
家族葬が増えた理由は、「平均寿命の伸びによる参列者の高齢化」「親族同士・近所同士の付き合いが以前よりも希薄になった」からではないかといわれています。
一方、家族葬は、故人と生前親しかった遺族でゆっくりと故人を見送りたいという心に寄り添った葬儀ともいえます。
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この記事では家族葬のことや家族葬に向いている方などを説明しました。
また、一般葬と比較した家族葬のメリット・デメリットも紹介。
最後に家族葬をするときの注意点を説明しました。
私たちも実感している通り、これからも一般葬が減り、家族葬が増えてくるでしょう。
この記事を読んでいただき、家族葬についてご理解いただけたのではないかと思います。
家族葬では、どの範囲まで呼ぶのか「明確な基準」を持っておくとよいといわれます。
ご逝去から葬儀までの短い時間ですべてを決めることは難しいでしょう。
事前に資料を取り寄せるなどして、ぜひ、ゆっくりと検討してください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。