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お葬式へ参列後に渡される清め塩の正しい使い方


お葬式へ参列後に渡される清め塩の正しい使い方

お葬式に参列すると、その後自宅に送られてくる会葬礼状の封筒の中に「清め塩」が入っていることがあります。

清め塩の正体はただの食塩ですが、だからといって料理に使ったり、直接舐めたりしてはいけません。

清め塩には正しい使い方があり、そこから外れた使い方をとるのはマナー違反にあたるからです。

清め塩の使い方は、「自宅の玄関に入る前に中身を取り出して手に取り、胸・背中・足元の順番に身体にふりかける」という簡単なものです。

これにより、身体から穢れや不浄が取り払われた状態になります。

通常は自分自身で塩を手にとってふりかけますが、手を怪我していたり、物を持ってふさがっているなどして状況的に困難であれば誰かに頼んでかけてもらっても構いません。

ふりかける前には手を洗っておくとより効果があるといわれていますが、手を濡れたままにしておくと持った塩が水に溶けてしまい、きちんとふりかけられない可能性があるので注意が必要です。

塩で身体を清める行為は、神事で行われている行為が文化として定着したものといわれています。

上半身から下半身に向かって塩をまいていくのは、身体の血液が上から下へ流れていることを利用して穢れを浄化するという意味があります。

神道の儀式では、しばしば身体や場を清めるためのアイテムとして塩が登場します。

大相撲で力士が土俵に塩をまいたり、競輪選手がレース前に自分の身体や自転車に塩をかける行為も清めの塩であり、お葬式参列後の清め塩とほとんど同じ意味合いがあります。

一方、仏教では死に対する考え方が神道とは真逆で、死を穢れとは扱いません。仏教の儀式で塩で場や身体を清める行為が全くないのはこのためで、浄土真宗のようには清め塩を明確に反対している宗派も存在します。

仏式の葬儀に参列した場合は原則として清め塩が会葬礼状に添付されることはありませんが、送られてきた場合は上記の手順で身体にふりかけても何ら問題はありません。

お葬式へ参列後に渡される清め塩の正しい使い方