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【冠婚葬祭互助会売上ランキング】上位5社の特徴とは?コロナの影響と今後の動向

2021-10-25

【冠婚葬祭互助会売上ランキング】上位5社の特徴とは?コロナの影響と今後の動向

営業展開している冠婚葬祭互助会は全国で250ほどの組織となりますが、その中でも数多くの会員を抱え大きな売上をあげている互助会もあります。

 

日本が急激に発展していった高度成長時代やバブル期には、冠婚葬祭にかかる費用を少額の積立をすることで賄うという互助会の仕組みがマッチして、会員数を大幅に増やしていきました。

 

その後、葬儀に対する人々の考え方の変化や、コロナの影響などもあって互助会そのものも変化しています。

 

この記事では全国の互助会の中から、売上によるランキングをみながら、近年の売上の傾向や今後の互助会の売上の流れなどを考えていきたいと思います

 

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互助会の売上ランキングの特徴

互助会の売上ランキングの特徴

冠婚葬祭互助会は、創業当初から高度成長時代にかけて、結婚式をメインに会員を増やしていき、その多くの会員から預かった積立金を活用して会員向けに結婚式場を次々に立ち上げていきました。

 

バブルのころには、凝った演出の派手な結婚式に大勢の人を招待して盛大に執り行う若い人が多く見られました

 

しかし、バブル崩壊後は、女性の社会進出もあって結婚年齢も高くなり、バブルのころの反動もあって、地味婚といわれる小規模な結婚式が増えるようになっていきます

 

そして、その後は社会的に少子高齢化が進んでいくのに合わせて、葬儀件数の大幅な増加が見込まれることから、葬祭に力を入れるようになっていきました。

 

現在では、多くの冠婚葬祭互助会において売上のメインは、葬儀関係となっています。

 

互助会の仕組みや経緯については、こちらの記事に詳しくまとめていますので、ご参照ください。

 

売上ランキング上位の互助会の特徴としては、複数のグループ会社がそれぞれのエリアで運営されているということがあります。

 

そして冠婚葬祭に式典にかかる費用だけではなく、食事やお花、衣装、引き出物といった関連のサービスもグループ内の別会社で提供することでグループの売上となっています。

 

冠婚葬祭では、人生における数少ない式典の場ということで、そこまで出費に対してシビアに考えない傾向があります。

 

また互助会で葬儀や結婚式を執り行う会員にとっては、そこに付随するサービスや商品を提案されることは、あちこちに依頼する手間が省けるので助かるという気持ちもあります

 

そうしたつながりで互助会グループの売上となっています。

 

 

近年の互助会の売上傾向

近年の互助会の売上傾向

2020年初頭から広まった新型コロナウィルスの影響は社会に大きな衝撃を与えました。

 

多くの活動が制限されるようになり、飲食店や観光業などにとっては死活問題となるほどのきびしい環境となりました。

 

この影響は、互助会の経営においても少なからず及んでおり、結婚式の延期や中止、葬儀も規模も大幅に縮小して近親者だけでひっそりと執り行うことが多くなりました。

 

その結果、2020~2021年度の売上は、どの互助会でも軒並み10%~30%程度ダウンしています。

 

今後は、ワクチンの普及や感染者の減少に伴い、徐々に売上の回復が見込まれますが、以前の状態に戻るまでには、いましばらく時間がかかると思われます。

 

また、新型コロナウィルスが収束したとした後、人々がどのような形で冠婚葬祭を行っていくようになるのかも、これからの動向をしっかりと見極めていく必要があります。

 

冠婚葬祭互助会売上ランキング上位5社紹介

冠婚葬祭互助会売上ランキング上位5社紹介

 

1.メモリードグループ

メモリードグループ

互助会の売上ランキングトップとなったのは、メモリードグループです。

 

公表されているグループの売上高は502億円(平成29年5月現在)です。

 

全国で、187ヵ所の施設(2020年5月末現在)を所有し、年間に挙式数3,953件葬祭件数17,709件(2020年2月末現在)が執り行われています。

 

長崎・佐賀・福岡・宮崎・群馬・埼玉・東京を営業エリアとして展開しており、株式会社メモリード[長崎]、株式会社メモリード[東京]、株式会社メモリード[宮崎]、株式会社メモリード[関東]という4つの会社で運営。

 

グループ全体の従業員数3,200名(パートタイム社員を含む)という、大変大きな組織となっています。

 

婚礼事業・葬祭事業の他にも旅行、ホテル、レストラン、貸衣装、設計、保険、写真スタジオ、ワイン醸造など関連する様々な事業を約30社のグループ企業で展開しています。

 

2.ベルコ

ベルコ

互助会の売上ランキング第2位は、株式会社ベルコです。令和2年度の売上は417億円、そのうち葬儀関係が85%近くを占めています

 

大阪府池田市を本部とし、現在の業務拠点は、北海道・秋田・岩手・宮城・茨城・福島・富山・愛知・大阪・兵庫・奈良・和歌山・三重・山口・香川・高知・島根・福岡と全国に広がっています。

 

正社員、パート、業務委託を含めて6,005名(2020年3月現在)という大勢のスタッフを抱える組織となっています。

 

互助会の加入口数は263万口に上り、年間で4万人を超える人がベルコで葬儀を行っています。

 

結婚式場が30ヵ所以上葬儀などを行う多目的ホールが200ヵ所以上あり、その他にもホテルやコスチュームサロンなどの関連施設を有し、会員の結婚式や葬儀をサポートしています。

 

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3.セレマ

セレマ

互助会の売上ランキング第3位は、令和2年度の売上高305億円のセレマになります。

 

京都に本社があるセレマは、会員口数980,339口(令和2年度)。

 

関連企業を含む従業員数900名ほどの組織で運営されています。

 

結婚式のための直営施設が京都、滋賀、岡山に13ヵ所あり、セレマグループ葬祭部門の「あんしん祭典」を、京都、滋賀、岡山、大阪、広島、福井、東京の全119カ所に展開しています。

 

事業所として、マリアージュ、シティホール、営業所など100余ヵ所が営業しています。

 

互助会の会員には、こうした直営施設が会員価格で充実したサービスを利用できるメリットがあるほか、旅行やホテルなどの会員向け割引サービスが提供されています。

 

4.互助センター友の会

互助センター友の会

互助会の売上ランキングの第4位は、株式会社互助センター友の会です。

 

令和2年度の売上高は99億円でした。

 

昭和48年(1973年)に東京都豊島区で創業し、現在では東京、埼玉、茨城、山梨、長野で事業展開しています。

 

令和2年現在での会員数は566,468口に達しています。

 

令和2年度は年間162件の挙式4,437件の葬儀が執り行われました。

 

互助センター友の会では、首都圏を中心に4か所の結婚式場55ヵ所の葬儀ホールを展開するほか、衣装レンタルショップやフォトスタジオ、ホテルなど幅広い事業を運営しています。

 

5.アルファクラブグループ

アルファクラブグループ

互助会売上ランキングの5位に入ったのが、アルファクラブグループです。

 

令和2年度の売上高は約93億円でした。

 

福島県郡山市に本社があり、福島県、山形県、茨城県、岩手県を業務エリアとし、従業員230名ほどで事業展開しています。

 

婚礼では「Bellle Vieグループ」として40施設、葬儀では「さがみ典礼」327施設を直営で運営しており、冠婚を年間約5,300組葬儀を年間約30,000件施行しています。その他にもホテル、旅館、ゴルフ場など幅広い事業を行っています。

 

会員向けにアルファプラスカードを発行しており、提携のレストランやショップ、劇場などでポイントや割引のサービスを提供しています。

 

こちらの記事には、売上を含めたトータルの互助会ランキングとしてまとめていますので、ぜひご覧ください。

 

 

今後の互助会の売上

今後の互助会の売上

互助会で冠婚葬祭の式典を執り行う会員の方は、事前に積み立てをしていることで比較的費用をかけているケースが多く、単価が高い傾向があります。

 

しかしながら、社会の流れとしては、葬儀にそれほどお金をかけず、身内だけで済ますという考えの人が増えているのはデータにも現れており、今後は単価が下がっていくことは、避けられない流れとなっています

 

また、会員数もここ数年はほぼ横ばいとなっており、売上を大きくアップさせることも難しい状況です。

 

これからは、規模の拡大を目指すばかりではなく、サービスの充実させていき会員の満足度を高めていくことにもなお一層努めていく必要があるのではないかと思われます。

 

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【冠婚葬祭互助会売上ランキング】上位5社の特徴とは?コロナの影響と今後の動向まとめ

【冠婚葬祭互助会売上ランキング】上位5社の特徴とは?コロナの影響と今後の動向まとめ

コロナの影響によって、葬儀業界も大きな影響を受けました。

 

その中でも互助会は、事前に積立金を集める仕組みによって、多額の手元資金と多くの会員を確保していることから、比較的、経営の基盤はしっかりしているといえます。

 

今後コロナがおさまっていけば、落ち込んだ分の売上も、確実に回復していくことと思われます。

しかし、高齢化社会で葬儀件数は増えていますが、他業種からの進出や競争の激化、情報開示によって、さらに低価格化が進んでいます。

 

昔ながらのやり方を踏襲していくだけでは、生き残りはきびしい状況となるでしょう。

 

今後の互助会において売上を確保していくには、価格だけでなく会員にとって魅力となるようなサービスを提供できるよう、ニーズに合ったサービスを工夫していくことではないでしょうか。

 

 

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もとやま

フリーランスライターとして活動中。 主な執筆ジャンルとしては、葬儀、終活、相続のほか転職、マーケティングなど幅広い。 最近はYou Tubeマンガのシナリオ作成も手がける。

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