葬儀費用と準備

葬儀のスケジュールはどう決める?喪主が把握しておくべき日程や時間、タイムスケジュール

2021-01-29

葬儀のスケジュールはどう決める?喪主が把握しておくべき日程や時間、タイムスケジュール

葬儀の喪主は誰もが経験することとはいえ、いざ、自分がその立場になるとわからないことがたくさんあります。

葬儀の日程はどうやって決めたらいいのか?そもそも平日と土日違いがあるのか、葬儀の時間など考えなくてはいけないことがたくさんあります。

誰もが悩む葬儀のスケジュールの決め方について、ご紹介していきたいと思います。

 

 

葬儀スケジュール(日程)の決め方

葬儀スケジュール(日程)の決め方

葬儀スケジュールを決めるうえで、まず決めなくてはいけないのが「葬儀の日程」です。突然葬儀になることもあるので、気持ちの整理がつかない状態で時間の余裕もなく葬儀の日程を決めることになります。

ちなみに、死亡した通知を受け葬儀までのスケジュール決めで迷っているときは、この記事を参考にしてもらえると幸いです。一般的には葬儀は故人が亡くなった翌日が多いのですが、なかには、翌日以外の葬儀スケジュールを立てるケースもあります。

 

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葬儀までの平均日程

葬儀の日程について、具体的にいつまでに行わなくてはいけないなどの決まりがあるわけではありません。

ただし、遺体の状態によっては、できるだけ早く葬儀を行うほうが望ましいと考えられています。

一般的な葬儀までの平均日程は、亡くなった翌日に通夜を行いさらに次の日に葬儀と告別式を同日に行います。

ただしあくまでの平均日程になるため、自宅で亡くなった故人など、火葬の際に必要になる死亡診断書を出してもらうために、警察医が間に入ることもあります。

このケースでは、葬儀までの時間が長くなることも多く、故人の死が発覚した日より1週間以内に葬儀が行われることもあります。

他にも親族の都合や、斎場や火葬場の空き状況によって伸びるなどさまざまです。

 

喪主や親族などのスケジュール確認

葬儀の日程については、まず喪主と参列者の日程を確認しなくてはいけません。

参列者でも、故人との縁が深い人や、親族などは日程を決める前に必ず確認しておきます。

例えば仕事をしている人が多い場合、平日だと急な休みが取れず参列できない人も出てきます。

仕事をしている親族が多い、遠方に住んでいる親族が多い場合は、土日などに行うケースも多いようです。

知人には、葬儀の日程が決まってから訃報連絡を行い、参列できるかどうかを確認します。

参列者すべての日程に合わせるのは難しいので、必ず参列する人の日程で、決めてしまっていいと思います

 

葬儀場のスケジュール状況の確認

葬儀や告別式の日程を決めてから火葬場に予約をしようとすると、希望している時間帯がすでに埋まってしまうこともあります。

特に冬場は火葬場が混んでいることも少なくありません。

そのため最短を希望していても、翌日には葬儀があげられないケースもあります。

火葬場は毎日稼働しているため、もし予約が埋まってしまっている場合は時間をずらして行う方法もありますし、事前に空き状況を確認してから再度日程について検討する倍もあります。特に土日は希望する人も多く、火葬場がすぐに埋まってしまいます。

火葬を行っている間、約1時間程度の待ち時間があります。

待機用の席を予約しなくてはいけないのですが、個室がすぐに埋まってしまいやすく、予約が取れないケースもあります

 

暦による葬儀ができないスケジュール

一般的に葬儀の日程は六曜の「友引の日」には避けるべきだと言われています。

友引は引き分けを意味する言葉になりますが、友達を引き連れて行ってしまうと考えられ葬儀では避ける人が多い暦になりました。

そもそも六曜と仏教は関係ありませんし、火葬場のなかには友引をお休みにしているところもあります。

参列する親戚によっては、葬儀の日程が友引になるのを嫌がる人もいます。

ちなみに、通夜の日程は友引と重なっても問題ありません

 

お葬式にかかる時間やスケジュールは?

お葬式にかかる時間は?

一般的な仏教の葬儀は2日程度の時間がかかります。

1日目の夕刻~夜間にかけて通夜を行い、翌日の2日目に葬儀と告別式、出棺、火葬の流れで進んでいきます。

火葬で1時間程度待ったあとに、収骨を行います。

特に2日目は斎場の空き時間によっても時間が長くなることもあります。

同時に初七日法要を行う場合もあり、出席者のスケジュールによっても変わります。

葬儀の種類によって直葬などお通夜や告別式を行わない場合は、そのまま火葬場にて親族が集まり故人とのお別れをします。

そのため時間にして2~3時間程度、精進落としの席を設けるかどうかによってもかかる時間が変わります

葬儀にかかる時間は、葬儀社と相談しつつ決めていきましょう

 

お葬式当日のタイムスケジュール

お葬式当日のタイムスケジュール

お葬式当日のタイムスケジュールについて一般的なタイムスケジュールを説明します。

 

【一日目】

  • 納棺 16:00~17:00頃 ※お通夜までに行えば問題ありません
  • 通夜 17:00~ 2、3時間程度 日暮れから数時間ほどの「半通夜」が一般的

葬儀の通夜について、そもそもどんな目的があるのか?スケジュールや時間帯の決め方など通夜で困ったときは、こちらの記事も参考になります。通夜と葬儀を混同してしまいがちですが、それぞれには全く別の意味があります。

葬儀で通夜のスケジュールはどうする?日程の決め方や流れ、マナー
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【二日目】

  • 葬儀 10:00~ 葬儀は午前中からが多く、親族は準備のために1時間ほど早く来ます
  • 告別式 10:30~参列者による故人とのお別れを済ませます
  • 出棺 11:00~ 火葬を親族で行う場合、一般参列者はここまで。香典返しを渡します
  • 火葬 12:00~ 火葬場に移動して近親者による最期のお別れをします
  • 収骨 13:00~ 近親者でお骨を広い骨壷に収めます
  • 精進落とし 近親者に食事も兼ねて精進落としを行います。
    火葬中に食べることも
  • 解散

葬儀のあと、ほっと一息ついたと思いきや四十九日も考えなくてはいけません。四十九日の法要のタイミングや場所、日程、本位牌なども含めご紹介していますので、参考にしてください。また、四十九日までやることも多くあっという間なので、しっかりとスケジューリングしておきましょう。

葬儀後の四十九日まで大忙し!スケジュール管理が重要です
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まとめ

まとめ

喪主になってはじめて葬儀の大変さを実感する人もいるかもしれません。

故人との最期のお別れの場所だからこそ、「良いお葬式だったな」と思えるものにしたいものですね。

葬儀のスケジュール決めで困ったときこそ、参考にしてみてくださいね。

 

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ライターを本業にしています。江戸っ子育ちで旅行&日本茶が好き。葬儀のノウハウをわかりやすくお伝えします

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