「札幌で家族葬をすると費用はいくら?」「どの斎場を選べばよい?」「里塚斎場と山口斎場はどう違う?」と迷っていませんか。
札幌市の家族葬は、家族や親しい人を中心に通夜・告別式を行う小規模な葬儀です。一般葬より参列者を絞りやすい一方、基本プラン以外に式場使用料、火葬料金、安置延長、飲食、返礼品、お布施などが加わるため、表示価格だけで判断すると予算を超えることがあります。
また、札幌市には里塚斎場と山口斎場の2つの市営火葬場があり、2026年4月から火葬場使用料が改定されました。冬季は移動時間や暖房費、火葬待ちによる安置日数にも注意が必要です。
この記事では、札幌市で家族葬を行う場合の費用相場、火葬場、式場の選び方、流れ、追加料金、後悔しないための確認事項を解説します。

目次
札幌市の家族葬とは
家族葬に法律上の明確な人数制限はありません。札幌でも、家族・親族・親しい友人など、おおむね10〜30人程度で行う小規模な葬儀を家族葬と呼ぶことが一般的です。
通夜、葬儀・告別式、出棺、火葬という基本的な流れは一般葬と変わりません。違いは、広く訃報を知らせて参列を募るのではなく、遺族が招く範囲を限定する点です。
人数が少ないため、落ち着いて故人と過ごしやすく、料理や返礼品など人数に応じた費用を抑えられます。一方で、参列をお願いしなかった親族との行き違いや、葬儀後の弔問対応が増える可能性があります。
家族葬の意味、参列者の範囲、メリット・デメリットは、次の記事で詳しく解説しています。
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家族葬とは?費用・流れ・参列範囲とメリット・デメリットを解説
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札幌市の家族葬にかかる費用相場
札幌市の家族葬は、葬儀社の基本プランだけなら40万円〜80万円程度から案内されることがあります。しかし、実際の支払総額には式場、火葬、安置、飲食、返礼品、宗教者への謝礼などが加わります。
家族葬の総額は70万円〜150万円程度をひとつの目安とし、参列人数と希望する内容に合わせて個別見積もりを取ることが大切です。これは一律の価格ではなく、式場、祭壇、安置日数、料理、お布施などによって大きく変わります。
| 費用項目 | 内容 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 家族葬基本プラン | 棺、祭壇、遺影、搬送、スタッフなど | 式場使用料や安置料が含まれるか |
| 火葬料金 | 里塚斎場または山口斎場の使用料 | 札幌市民・市外で料金が異なる |
| 安置・保冷 | 安置施設とドライアイス | 基本日数と1日延長時の料金 |
| 飲食 | 通夜振る舞い、仕出し、精進落とし | 人数変更の締切と単価 |
| 返礼品 | 会葬返礼品、香典返し | 使用した個数で精算できるか |
| 宗教者への謝礼 | 読経、戒名、御車代など | 通常は葬儀プランに含まれない |
| 冬季加算 | 暖房費、除雪・車両対応など | 10月〜3月など対象期間を確認 |
基本料金と最終総額の違いに注意
広告で表示される金額は、祭壇や棺などの基本セットだけの場合があります。札幌市の火葬料金、式場使用料、料理、返礼品、お布施を含む「最終総額」で比較しましょう。
家族葬費用の内訳と安く抑える方法はこちらで解説しています。
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北海道全体の葬儀費用や地域差を確認したい方はこちらも参考にしてください。
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札幌市の火葬場は里塚斎場と山口斎場の2か所
札幌市には、清田区の里塚斎場と手稲区の山口斎場があります。どちらを利用するかは、式場や自宅からの距離、火葬枠の空き状況などを踏まえて葬儀社と調整します。
| 火葬場 | 所在地 | 選ぶ際の考え方 |
|---|---|---|
| 里塚斎場 | 札幌市清田区里塚506番地 | 市南部・東部方面からの移動を検討 |
| 山口斎場 | 札幌市手稲区手稲山口308番地 | 市西部・北西部方面からの移動を検討 |
火葬場は事前予約が必要です。受付時間は9時30分〜15時、休業日は1月1日と友引日です。火葬埋葬許可証などの必要書類を忘れると火葬できません。
最新の受付条件や料金は、札幌市「斎場利用のご案内」で確認してください。
2026年4月からの火葬場使用料
2026年4月1日から、12歳以上の火葬料金は札幌市民16,000円、市外居住者54,000円です。12歳未満は市民13,000円、市外44,000円です。
札幌市で火葬式を行う場合の費用や火葬場の詳しい注意点はこちらで解説しています。
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札幌市で火葬式を行うには?費用相場・火葬場・流れと注意点を解説
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札幌で家族葬の式場を選ぶポイント
自宅・安置先・火葬場からの移動距離
札幌市は市域が広く、冬季は積雪や渋滞で移動時間が延びることがあります。自宅から近いだけでなく、安置施設から式場、式場から里塚斎場または山口斎場までの経路を確認しましょう。
家族葬に合う広さか
10人前後の家族葬で大きな式場を選ぶと、会場費や暖房費が高くなり、空間が寂しく見える場合があります。予定人数に合う小規模式場や貸切型ホールを選ぶと落ち着いて過ごせます。
安置と面会ができるか
病院から直接式場へ搬送できるか、24時間受け入れ可能か、安置中に面会できるかを確認します。付き添い安置には追加料金がかかることがあります。
宿泊・駐車場・交通手段
遠方から来る親族がいる場合は、宿泊設備や近隣ホテルを確認します。冬季の運転に不慣れな参列者がいるなら、地下鉄・JR駅からのアクセスや送迎方法も重要です。
バリアフリー設備
高齢の参列者が多い場合は、段差、エレベーター、多目的トイレ、車いす、控室から式場までの距離を確認しましょう。
札幌市で家族葬を行う流れ

1.葬儀社へ連絡し搬送する
病院や施設で死亡診断書を受け取り、葬儀社へ連絡します。家族葬を希望すること、予定人数、安置先、菩提寺の有無を伝えます。
2.自宅または施設で安置する
死亡後24時間以内は原則火葬できません。自宅または葬儀社の安置施設で故人を安置し、必要に応じてドライアイスを交換します。
3.日程・式場・火葬場を決める
遺族、式場、里塚斎場または山口斎場、宗教者の予定を調整します。火葬場の空きによって安置日数が増える可能性があるため、延長料金を確認しましょう。
4.参列者へ連絡する
参列をお願いする家族・親族・友人へ日程と会場を伝えます。香典、供花、弔問を辞退する場合は、曖昧にせず明記します。
5.納棺・通夜を行う
故人の身支度を整えて納棺し、夕方から通夜を行います。読経、焼香、喪主挨拶の後、会食を設ける場合があります。
6.葬儀・告別式・出棺
翌日に葬儀・告別式を行い、花入れをして故人と最後のお別れをします。出棺後、火葬場へ移動します。
7.火葬・収骨・法要
火葬後に収骨し、地域や宗派の方針に沿って繰り上げ初七日法要や会食を行います。
家族葬の流れと喪主の準備を時系列で確認したい方はこちらをご覧ください。
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家族葬の流れを時系列で解説|逝去から通夜・告別式・火葬・葬儀後まで
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札幌の家族葬で追加料金が発生しやすい項目
- 病院から安置先までの搬送距離と深夜料金
- 安置施設とドライアイスの基本日数
- 式場使用料と冬季暖房費
- 祭壇・棺・骨壺のグレード変更
- 里塚斎場または山口斎場までの霊柩車
- 火葬料金と控室料金
- 料理・返礼品の人数変更
- 宗教者へのお布施・御車代
- 親族用の送迎バスや宿泊
札幌では、冬季料金を設定する式場や葬儀社があります。暖房費だけでなく、大雪で火葬や搬送の日程が変わった場合の安置延長も確認しておくと安心です。
札幌で家族葬費用を抑える方法
複数社から同じ条件で見積もりを取る
「家族葬20人、通夜・告別式あり、施設安置、里塚斎場利用」など条件をそろえて比較します。基本料金ではなく、想定される追加費用を含めた総額を出してもらいましょう。
予定人数に合う式場を選ぶ
小規模式場や一日一組の貸切式場は、必要以上に大きな会場を借りずに済みます。料理と返礼品は人数に応じて調整します。
不要なオプションを整理する
祭壇、棺、遺影、供花、送迎車両などは、希望するお別れに必要なものを優先します。プラン内の品目を外しても値引きされない場合があるため、契約前に確認してください。
葬祭費・埋葬料を申請する
国民健康保険や社会保険などの加入状況により、葬儀後に葬祭費または埋葬料を申請できる場合があります。支給条件、金額、申請期限は加入先へ確認しましょう。
札幌の冬に家族葬を行う際の注意点
移動時間に余裕を持つ
積雪や吹雪により、式場から火葬場まで通常より時間がかかることがあります。火葬予約に遅れないよう、葬儀社と出発時間を相談します。
参列者の安全を優先する
高齢者や遠方からの参列者には、滑りにくい靴、防寒具、公共交通機関の運行状況を案内します。無理な参列を求めず、後日の弔問やオンラインでの参加も検討します。
冬季加算を確認する
式場によっては暖房費などの冬季料金が加算されます。見積書に含まれているか、何月から何月まで対象かを確認しましょう。
札幌で家族葬を依頼する葬儀社の選び方
- 札幌市内での家族葬実績がある
- 里塚斎場・山口斎場の手続きに詳しい
- 見積書に数量と単価が明記されている
- 追加料金の条件を契約前に説明する
- 安置施設と面会条件を案内できる
- 24時間の搬送に対応する
- 質問への回答が具体的で契約を急かさない
電話対応の印象だけで決めず、資料と見積書を比較しましょう。安価なプランでも、必要な安置、式場、火葬、料理が別料金なら最終総額は高くなることがあります。
札幌の家族葬についてよくある質問
札幌市民の火葬料金はいくらですか?
2026年4月1日以降、12歳以上は16,000円、12歳未満は13,000円です。最新情報は札幌市公式サイトで確認してください。
里塚斎場と山口斎場は自由に選べますか?
希望を伝えることはできますが、式場からの距離や火葬枠の空き状況を踏まえて調整します。葬儀社へ早めに相談してください。
家族葬には何人まで呼べますか?
明確な決まりはありません。式場の収容人数とプランの上限を確認し、家族・親族・親しい友人から参列範囲を決めます。
通夜を行わない家族葬もできますか?
可能です。通夜を省き、告別式と火葬を1日で行う一日葬があります。ただし、菩提寺の了承や安置日数、費用の違いを確認してください。
香典を辞退できますか?
辞退できます。訃報連絡に「香典・供花・弔問は辞退いたします」など、辞退する範囲を明記すると行き違いを防げます。
まとめ|札幌の家族葬は火葬料金と冬季費用を含む総額で比較
札幌市の家族葬は、少人数で落ち着いて故人を見送りやすい葬儀形式です。一方、広告の基本料金以外に、式場、安置、火葬、飲食、返礼品、お布施、冬季料金が加わる可能性があります。
里塚斎場と山口斎場への移動、2026年4月以降の火葬料金、冬季の交通事情も考慮し、複数社から同じ条件で総額見積もりを取りましょう。
