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書籍:[死ぬときに後悔すること25」あなたにとっては?


死ぬときに後悔すること25

「死ぬときに後悔すること25」は、緩和医療に携わる医師が、死を間近にした方達がこっそり語った、つぶやきをまとめたものです。

わたしたちにもいずれは「その時」がやってきます。「その時」の参考書となるべき1冊になります。

老人と呼ばれる世代の中には、家族や仕事のために自分の気持ちをセーブしてやりたいことを我慢してきた方も多いようです。

また、てれもあり素直に「ありがとう」の言葉が言えなかったり、人にやさしくふるまえなかったりする年代かも知れません。

この本は、死ぬ前に後悔しないように、残りの人生を素直な気持ちで生きてみたいと思わせる一冊になります。

死ぬまでにやっておきたい25のことは?

死ぬときに後悔するなら、死ぬまでにやっておきたいことを今すぐ実践することです。

しかし、生きているうちにやっておきたいことの中にも、自分でできることとできないことがあります。

たばこをやめることや美味しいものを食べておくことなどは、その気にさえなれば実行できます。

私事ですが、実は40歳を過ぎても結婚しない息子がいます。

「死ぬときに後悔すること25」の中で「子供を結婚させなかったこと」という章がありますが、子どもの問題とは言え、親心としては「結婚してほしい」の一言に尽きるのです。

私はきっと、私が死ぬ間際になっても彼が独身だったら、「どうしてもっと結婚をすすめなかったのか」と彼の孤独死などが頭をよぎり、結婚させなかったことを後悔すると思います。

 

・どうにもならないことで悩む無駄

死ぬときに後悔することの中で、自分ではどうすることもできない一つや二つの後悔は誰にでもあり、そっとポケットに入れてあの世に持って行くしかないと、割り切る必要もあります。

自分の努力だけではどうしょうもないことは、悩むだけ無駄というものです。

近頃自分に言い聞かせています。「自分の人生さえコントロールできなかったのに、子どもの人生をコントロールすることなどできない」と。

「死ぬときに後悔すること25」

死ぬときに後悔すること25

この本は、6章にわたり、多くの人が死を前にして後悔するであろう25のことが書かれています。

この25のことをヒントに、自分の「死ぬまでにやっておきたい25のこと」をリスト化してみませんか?

人の人生はそれぞれ違うので、この本の内容に共感できる人と、そうでもない人がいると思いますが、死を目前にして後悔した中に、「遺産をどうするか決めなかったこと」「自分の葬儀を考えなかったこと」「自分の生きた証を残さなかったこと」が含まれています。

この3つに関しては、すぐにでも取りかかることができます。

 

・遺産をどうするか?

財産分割をする場合は、遺言書が必要です。

土地家屋の権利書、銀行の預金通帳と印鑑の確認、株や有価証券の確認のほか、各種ローンなどの借金がないかも調べておきます。

遺言書には、自筆証書遺言・公正証書遺言・秘密証書遺言など種類があります。
それぞれのメリットとデメリットを比較し、どの方法で遺言書を作るのかを選びます。

遺言書の作成は、ネットなどで調べ自分で作成したり、弁護士や司法書士、行政書士などに遺言書作成業務を依頼する方法があります。

また、遺言書を作成した後は保管場所も家族に伝えておくようにしましょう。

 

葬儀をどうするか?

最近では家族葬が増え、中には火葬だけをする直葬などもおこなわれています。

死を前にして、家族からは聞きにくいものなので、葬儀をどうするかについて、自分の希望を伝えておくべきです。

葬儀費用は葬儀社によって違いますが、家族葬の費用は総合計でおおむね100万円前後といえます。

葬儀の費用の内訳は、葬儀料金(基本セット料、オプション料)、寺院への謝礼(戒名料、お車代、御膳料)接待費用(通夜のふるまい、精進落し、会葬礼状、香典返し)などに分かれます。

シビアな話ですが、本人名義の預貯金は銀行側に知れた段階で下ろすことができません。

前もって自分の葬儀費用をどうするかも考えておく必要があります。

 

・葬儀のための最低限必要な費用とは

  • 病院などから葬儀場までの寝台車代
  • 遺体を入れる棺
  • 火葬窯で搬送する霊柩車
  • 火葬費
  • 火葬場控室料
  • 骨壺
  • ドライアイス
  • 遺影

その他に状況に応じてちがってきますが、たいていの場合はオプションによって費用がかさむことになります。

生前に自分の意向をはっきり書いて家族に渡しておくことで、遺された家族も「故人の意向ですから」と業者に伝えやすくなります。

 

・自分の生きた証をどう残すか?

エンディングノートは法的には意味を持たない覚書のようなものなので、決まった書き方などはありません。

遺族にメッセージとして書いておきますが、エンディングノートには希望するお葬式の形やお墓について、家族への伝言などのほかにも、自分の血液型や持病について、かかりつけのお医者さん、延命治療についてなども書いておくと、急に倒れた時などに家族はあわてずにすみます。

 

・あと22のやっておかずに死ぬときに後悔することとは?

この本では、「遺産をどうするか決めなかったこと」「自分の葬儀を考えなかったこと」「自分の生きた証を残さなかったこと」のほかに、次のようなことがっ記載されています。

自分が今の時点で同意できるものがあれば、実践してみましょう。

心のどこかに潜んでいたモヤモヤが解消できるかもしれません。

 

健康を大切にしなかったこと

たばこを止めなかったこと

生前の意思を示さなかったこと

治療の意味を見失ってしまったこと

自分のやりたいことをやらなかったこと

夢を叶えられなかったこと

悪事に手を染めたこと

感情に振り回された一生を過ごしたこと

他人に優しくしなかったこと

自分が一番と信じて疑わなかったこと

故郷に戻らなかったこと

美味しいものを食べておかなかったこと

仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと

行きたい場所に旅行しなかったこと

会いたい人にあっておかなかったこと

記憶に残る恋愛をしなかったこと

結婚をしなかったこと

子どもを育てなかったこと

子どもを結婚させなかったこと

生と死の問題を乗り越えられなかったこと

神仏の教えを知らなかったこと

愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと

 

この内容を見る限り、いったん悪事に染めたことは取り返しがつかないため懺悔の心を持つしか仕方がありません。

また、子供を持つことができなかったことや、縁がなくて結婚できなかったことなどは、どうしょうもないことと言えます。

しかし、後は今日からでも実行できることばかりです。

 

・ワクワクできることから実践してみましょう!

自分のやりたいことをやらなかったこと。

夢を叶えられなかったこと。

美味しいものを食べておかなかったこと。

仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと。

会いたい人にあっておかなかったこと。

愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと。

などは、気持ちを切り替えるだけですぐにできます。

 

実は私は子供のころバレエを習いたかったのですが、当時はぜいたくな習い事だったため、習わせてもらうことができませんでした。

そんなこともあって、還暦をきっかけに「大人のバレエ教室」に通うようになりました。

憧れのバレエシューズ、レオタード、可愛いチュチュなどをつけることで、夢がかなえられただけでなく、姿勢もよくなりました。

[死ぬときに後悔すること25」まとめ

人生100年時代と言われる中で、60歳、70歳は、まだまだ[死ぬときに後悔すること25」を「死ぬまでにやっておきたい25」にすることが可能です。

今の時点でやり残したことが気になるようなら、ぜひ今日からでも始めてみましょう。

たとえ志半ばで「その時」が来たとしても、チャレンジした自分に後悔はないと思います。

 

[死ぬときに後悔すること25」は(新潮文庫) 作者は 大津秀一氏 出版社は 新潮社 です。

健康&医療編、心理編、社会&生活編、人間編、宗教&哲学編、最終編の6章にわたって書かれています。