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書籍:【断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵】


【断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵】

断捨離といった言葉は、10年前にやましたひでこさんが生み出したものです。

不必要なものを断ち、不適なものを 捨て、不快なものから離れて自由になることを言います。

物を処分することで身のまわりがスッキリして空間を広く使えると理解していても、年齢とともに腰が重くなり、つい先送りすることが多いです。

この記事では、「断捨離」の本の内容を元に、終活の1つでもある生前整理のコツをお送りします。

生前整理とは?

【断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵】

生前整理とは、もしもの時に遺された家族が困らないように、不要なものは処分し、必要なものを分かりやすく整理しておくことです。

生前整理は慎重におこなう必要があります。

財産としての価値のある貴金属や骨董品を誰に譲るかなども考えながら片付けなければならないため、時間もかかります。

いきなり思い立って、書籍を処分してしまったところ、本の間にはさんでいた大事な書類までゴミに出してしまったといった失敗談も耳にします。

まずは、遺された人のための生前整理ではなく、自分のための断捨離から始めましょう。

 

・断捨離と生前整理の違いとは?

断捨離は今現在の自分の生活環境や持ち物を見直し、シンプルに暮らしやすくすることですが、生前整理は遺された人のことも考えておこないます。

生前整理をおこなっておくことで、残された家族は遺品整理に大幅な時間を費やさなくてすみます。

「生前整理」をおこなうとなると構えてしまいがちですが、「断捨離」は不要なものを処分して快適に暮らすことを目的としているので、家族に譲るものや残すものなどは考える必要はありません。

生きてきた年数だけ不用品はたまるので、まずは断捨離をおこない、次に生前整理をおこなうと、生きているうちにスムーズに片付けができます。

断捨離をおこなうにあたって

・収納と片付けの基本は適量を維持すること

持ち物は、クローゼットや押し入れ、靴箱に入るだけの量にしましょう。

収納スペースからはみ出しているということは、その分だけ持ち物が多すぎるからです。

適量を所有することで、必要なものの出し入れがしやすくなります。

 

・もったいないから捨てられない?

年齢が上がるほど、もったいないという意識が高くなります。

本物志向で高価な衣類やバッグや靴を持つ世代は、特に物を捨てられないようです。

しかし、いざ出かける時には30年も40年も前に流行したコーデで出かけることは、ほとんどないようです。

着ない服や持たないバッグをクローゼットにしまい込み、最近買った物はハンガーラックなどを買い足して掛けていませんか?

高齢者にそういったパターンが多く見られますが、部屋を広く使うためには、新しく収納のためのグッズは買わないようにしましょう。

もったいないのは物で狭くなった居住空間です。

 

・クローゼットの中の着ない服やバッグなどは処分する

ハンガーラックの物をクローゼットに収納すれば、ずい分すっきりするはずです。

書籍や雑誌もしかりで、いつかまた読むだろうととっておいた古い本が本棚を占拠し、新しい本の行き場がなくなり床に積み上げられていませんか?

高齢者の寝たきりの原因は家庭内でのつまずきによる転倒や、階段や踏み台からの転落が多くみられます。

年齢とともに体力も気力も衰えていくので、生前整理は早いうちにおこなうようにしましょう。

とは言うものの、一気に片付けると疲れてしまいます。

断捨離も、生前整理も毎日少しずつおこなうようにしましょう。

本や雑誌は10冊ずつ処分するとか、洋服は10着ずつ処分するなど自分なりのルールを作っておくと、徐々に不要なものが片付きます。

ただし、「断捨離中は新しいものを買わないこと」がキーワードです。

断捨離は、なるべく早いうちから始めよう

生前整理を頭の中において断捨離を始めるとなると、年代的にも60歳前後くらいの人が多いでしょうが、自分が思っている以上にバランス感覚が悪くなっていることがあります。

踏み台を使って高いところのものを下ろす時などに、転ぶ心配もあります。

また、本などの重いものを捨てようと腰を持ち上げた拍子に、ぎっくり腰になることもあります。

若い頃は何でもない動作を負担に感じるのが高齢者です。

生前整理が原因で寝込んだりすることがないように、無理をしないようにしましょう。

体力的に無理な場合は、家事代行や不用品回収業者、便利屋さんなどに依頼する方法もあります。

 

・財産に関する重要書類はあやまって捨てないように!

生前整理を行う前に土地、家屋、預貯金、有価証券、自動車、生命保険の証書などの所有権を証明する書類は、しっかりとひとつの場所にまとめて保管しておきましょう。

多くの人は還暦を迎えた時や退職したときをきっかけに、生前整理を始めているようです。

事務手続きが必要な書類は保管場所に収めておいてから、不要品の処分にとりかかりましょう。

65歳を過ぎて、物があふれた状態の中で暮らしているようなら、家庭内事故が起きないうちに、今すぐにでも断捨離をおこないましょう。

効率よく断捨離をすすめるには?

効率よく要るものと要らないものの仕分けを行うには、残すものを決めることから始めましょう。

預金通帳、有価証券(株券、債券)、生命保険の証書、土地、家屋の権利書、家や車、貸金庫などの鍵類、健康保険証、高齢受給者証、介護保険被保険者証、身分証明書、年金手帳、クレジットカード、電気、ガス、水道、新聞、インターネット、スマホなどの契約書、実印、帳簿や書類、手帳、日記交友関係の情報など、大事な書類は人によって違いますが、本や紙類の中に混じっていないか確認して保管しておきましょう。

残しておきたいものが決まれば、次に捨てるものを決めましょう。

 

・断捨離で具体的に捨てたいもの一覧を作る

捨てたいもののチエックは、それぞれの収納庫などを見ながら紙に書き出します。

体力があれば、例えば一度に食品庫などからストック品を全部出して、賞味期間を確認しながら仕分けをすればいいのですが、歳を重ねると持続力がなくなってしまいます。

前もって何が要らないかを、だいたい見ておくと時間配分もできます。

食器棚の食器もすべて出して拭き掃除をしてから仕分けして元に戻すとなると、かなり時間がかかります。

出してから「まだ使えそう」と悩むより、チエックの段階で捨てる物を決めておいた方が

早く片付きます。

クローゼットや靴箱も同じように事前にチェックしておくと、処分に悩まずにすみます。

特に服が好きな人は、全部床に出してから片付けるとなると、疲れてしまいます。

あらかじめ同じようなコートが何枚もあるようなら2枚にするとか、ブラックホーマルは

オールシーズン使える1着に絞るなど決めておくと処分しやすくなります。

 

・処分したいもの

食器類の中では、傷んでいる密閉容器や使わないビン、書けたお皿などです。

冷蔵庫の中では、作った日が不明なジャムや果実酒、少しずつ残ったマヨネーズやケチャップなどです。

冷凍庫の中では冷凍焼けしてしまった食品などです。

押し入れの中では、何十年も使っていない布団や毛布などの寝具類や座布団やクッション

古いタオルやマット類などです。

化粧品の残りは肌荒れの原因になる恐れもあるのでで処分しましょう。

その他にも、使わないスリッパ、紙類、雑誌、新聞紙、商品のカタログ、紙袋、包装紙、文具類、残しておきたくない写真などです。

【断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵】のまとめ

まだ使えても使わなければ不要品ですが、新品同様のものを捨てるには気が引けるなら、リサイクルショップなどで引き取ってもらうと、わずかでもお金になります。

断捨離とは、物品への執着を捨てることです。

身の周りをキレイにすると、心の内のモヤモヤした気持からも解放されます。

断捨離を思い立っても一度に整理してしまおうとすると疲れてしまい、途中で投げ出し、挫折感だけを味わうことになってしまいます。

毎日少しずつ場所を決めて片付ける、ささやかな断捨離からはじめて見ませんか。

 

この本「断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵」の著者は、やましたひでこ氏、発行所は株式会社アスコムです。