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真言宗の仏壇の配置の仕方などをまとめました!


真言宗の仏壇の配置の仕方などをまとめました!

仏教にも様々な宗派があり、それぞれの宗派によって作法には違いがあります。

真言宗もこの宗派ならではの考え方があり、仏壇の配置の仕方も違いがあるのが特徴です。

自宅に仏壇が無いため、あまり良く見る機会がない場合、一見するとどの宗派も同じように見えるかも知れません。

しかし良く見ると飾りつけの内容や飾り方には違いがあるものです。

和室がない間取りの家も増えているため、近年では大きなサイズの豪華なものを置いている家庭は少なくなっています。

それにつれ近年ではあまり嵩張ることのない小型のタイプものや、モダンな雰囲気のものも多くなっています。

中には洋風のインテリアに良く合う壁掛けタイプのものもあるなど、時代の変化を感じることも多くなりました。

とはいえ購入したらどこに置こうか迷う事もあるでしょう。

室内でも人がよく通るところだと落ち着いて礼拝をすることができなかったり、お風呂場が近いと湿気が多く傷みやすくなったりしてしまう事もあります。

他にも直射日光や冷暖房があたる場所なども、仏壇を配置する場所としては適していません。

このようなことはどの宗派の場合でも当てはまるポイントですが、真言宗ならではの配置の仕方も知っておきたいところです。

もちろん最も大切なことは、故人の冥福を祈る気持ちであることには違いありません。

しかし決まり事や作法は、知っていて損はないものです。

もし真言宗の檀家であるのであれば、この宗派ならではの決まりを知っておくことをおすすめします。

真言宗とは??

そもそも真言宗とはどんなものなのか、と疑問に持つ人もいるのではないでしょうか。

日本には多くの仏教の宗派がありますが、その1つであるということはよく知られています。

とはいえ具体的な他の宗派との違いが良くわからないこともあるものです。

というのも積極的に信仰をしているのでなければ、どれも同じ仏教という宗教としか思われないからです。

勿論趣味としてお寺巡りをしたり仏像鑑賞をしたりするのが好きな人であれば、このあたりの違いについても良くご存知かもしれません。

日本にあるいくつもの仏教の宗派の中でも、真言宗は大日如来を本尊としているのが特徴です。

大日如来とは根本仏とも呼ばれることがあり、宇宙のすべて・宇宙そのものの存在とされています。

そのような仏であるため、釈迦如来や阿弥陀如来など様々な形に姿を変えることが出来ると考えられているのが特徴です。

そのため大日如来以外の仏像をまつることも少なくありません。

真言宗は弘法大師・空海が中国から持ち帰って広めた宗教で、加持や祈祷を重んじているほか信者だけが教団内で修業をするという密教の1派です。

修行をおこなうことで誰でも究極の悟りを開くことができ、仏になることができるという考えをもっています。

葬儀は他の仏教とは違っている点もあるので、初めて参列する場合には戸惑うこともあるかもしれません。

とはいえ平安時代から現在まで1200年以上も伝えられ続いていて、多くの信者がいる宗教です。

真言宗の仏壇の配置はどうするの??

真言宗の方法で仏壇をまつる際、どのように配置をしたらいいのか、と疑問に思う人は多いのではないでしょうか。

もちろんこの宗派に限ったことではなく、どのような宗派の場合でも、ご本尊や脇侍、そのほかの仏具などはどれを選んだら良いのか、どのように並べればよいのか分からないというケースは少なくありません。

基本的には真言宗では、仏壇の最上段の中心にはご本尊が安置されるのが特徴です。

最も奥に置かれるのが本尊で、その左右には脇侍を配置します。

脇侍は右側に弘法大師空海、左側に不動明王という並びです。ご本尊は基本的には大日如来ですが、様々な仏に姿を変えて現れると考えられている仏であるため、大日如来以外でもご本尊としてまつることは可能です。

そしてそのすぐ下の段には右端に故人を象徴するとされる位牌、中央にお供えするごはんを載せる仏飯器、その左右にその他のお供え物を置くための高月を並べます。

さらにその下には、ろうそくを灯すときに使用する火立てと、お花を飾るときに使う花立をそれぞれ対になるように並べるのが一般的です。

この時お花が左右の外側、ろうそくは内側になるようにします。最も手前には経机を置き、その上に香炉やおりんを並べて置きましょう。

このような配置が、家庭で祀られる真言宗の仏壇では一般的な並べ方ですが、地域やお寺によってはまた違った仏具を飾ることもあります。

線香差しやマッチ消し、香合などを置く場合には香炉と並ぶ経机に置きます。

真言宗の仏壇の配置の注意点

初めて自宅に仏壇を置くことになったとき、どのような場所に置くのが良いのかと迷うケースは少なくありません。

昔ながらの床の間がある和室を持つ日本家屋であれば、あまり迷う事はないかも知れませんが、現代のように洋間が多い住宅の場合にはどこに配置するのがベストなのか考えてしまいます。

日本には様々な宗派の仏教がありますが置く向きは、それぞれの宗派によって違うのが特徴です。

とはいえどの宗派の場合でも避けた方が良いといわれているのは北向きにするということで、これは仏教を開いた釈迦が亡くなる時に向いていた方向から来ています。

真言宗の場合も、基本的には北向きになるのを避けて配置するのが一般的です。

置き場所を決める際には、この点に注意しましょう。

では反対に、どの方向に置いたら良いのかと迷う人もいるかも知れません。

そのような場合、基本的には本山がある方向に仏壇を置くと良いとされています。というのも、向き合ったときに、その先に本山があるようにすることが出来るからです。

真言宗の本山があるのは、京都市南区九条町ですが、ここには世界遺産になったことでも知られている東寺があり、これこそが真言宗の総本山である教王護国寺です。

もし置き場を決めるのに指針が欲しいという場合には、この方向に仏壇を置くようにするのも1つの方法となります。

これは必ず合わせなくてはならないわけではありませんが、もし迷うのなら取り入れると良い方法です。

真言宗の仏壇の配置の仕方まとめ

真言宗の仏壇の配置の仕方などをまとめました!

大日如来をご本尊とする、弘法大師・空海が開いた真言宗での仏壇の配置の仕方についてご紹介しました。

並べるものが多いため、一見すると複雑そうに見えるものですが、知ってみるとそれほど難しいことではない、と思った人も多いのではないでしょうか。

近年では下台付きの大型の物ばかりでなく、棚などの上に置いて使用する小型の上置きタイプのものも増えている為、小型のものでは飾ることが出来る仏具の数も少なくなる傾向があります。

しかし中央の最も奥にご本尊、その右側に脇侍として弘法大師空海、左側に不動明王をまつるのが一般的です。

しかしご本尊は大日如来でなくても問題はありません。

その下に位牌と置くことができる仏具が限られている場合には、1対の花立てと香炉・1対の火立ての五具足と仏飯器・高月・おりんなどを配置します。

仏壇を置くときには北向きを避けて、できるなら真言宗の本山である教王護国寺の方に向けるのが良いでしょう。

京都市の南区九条町の方向となるので、関東地方の場合には仏壇の背中が西の方向になるように設置し、九州地方の場合には反対に東側になるようにします。

とはいえ、家の間取りによってはこのような置き方が出来ないこともあるものです。出来たら本山の方を向くのが良いですが、必ずしなくてはならないというものではないので、無理に合わせる必要はなく、置きやすい方向が良いでしょう。

心安らかに気持ちよく向き合えるように配置したいものです。