おすすめの方法とかあるのかなー??
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
・東京の葬儀費用は安い??
・東京で安い葬儀をする方法は??
・東京で安い葬儀をしてくれる業者は??
・東京の葬儀作法
・東京の代表的な葬儀場
本記事の信頼性
- そうぎ大学 管理人
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(終活オウンドメディア立ち上げ→互助会の資料請求獲得アップ)
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役立つ終活情報などを届けて、某互助会様の資料請求のアップに成功しました。
今回は、東京での安い葬儀について解説します。
東京に住んでいる人の多くは地方から出てきているので、地域の古くからの習わしにとらわれることなく、新しいものも抵抗なく受け入れる傾向があります。
家族葬やインターネットによる格安葬儀プランといった新しい形態も、はじめのうちは受け入れられませんでしたが、次第に支持されるようになっていき、葬儀の形式がどんどん簡素化されて価格も下がっていきました。
その傾向は、東京から全国に波及し、葬儀1件当たりの単価はピーク時と比較して半分ぐらいになっています。
とは言っても、多くの人は葬儀のことを日頃考えることありませんし、葬儀に対する知識もそれほどないのが普通です。
そのため、急に葬儀の手配をしなければならなくなってから慌てて病院の紹介や、親せきが利用した葬儀会社に連絡することになり、言われるままにお願いして、予想外に高くついたということはまだまだあるようです。
葬儀費用を安くするには、事前に準備をしておくことが肝心で、情報を集めて比較検討してプランを考えておくことによって葬儀にかかる費用をかなり抑えることができます。
生前に自分の葬儀を考えて予約をしておけば、残された家族に負担をかけることなく、自分らしい葬儀を行うことができるということで、葬儀の生前予約をする人は増えてきており、2020年の調査では約3.5人に1人の割合で生前予約しているというデータもあります。
葬儀の話など縁起でもないという風潮はだいぶ薄れてきており終活ということも広まってきています。
生前予約をすると大幅な割引サービスをしている葬儀社も多いことから、葬儀に費用をかけずに自分らしく最期のお別れをしたいという傾向は今後も続いていくことと思われます。
費用が安い葬儀について、こちらの記事にまとめています。 続きを見る
【安い費用の葬儀の秘密とは?】葬儀費用を下げるポイントと注意点を解説
おすすめの安い葬儀について知りたい方は、こちらにまとめていますので、ご覧ください。
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目次
東京の葬儀費用は安いのか
1400万人の人口を抱える世界的大都市東京では、年間14万人の方が亡くなっています。
そして社会の高齢化に伴って年々その数は増えてきていることから多くの葬儀会社がしのぎを削る争いをしています。
これまで葬儀とは無縁であった企業も新規参入してくるようになり、価格競争も非常に厳しいものがあります。
葬儀費用は地域によって価格の相場に違いがありますが、東京の葬儀費用は、他の地域と比べて安いのでしょうか。
都道府県ごとの葬儀費用の平均
2017年一般財団法人 日本消費者協会「第11回 葬儀についてのアンケート調査」によると、葬儀費用がかかる地域の上位にランキングされた都道府県は下記のとおりです。
千葉県(206.7万円)
東京都(188.8万円)
富山県(173.5万円)
埼玉県(172.4万円)
新潟県(171.9万円)
葬儀の費用相場が安い、下位の都道府県は下記のようなランキングとなりました。
佐賀県 107.1万円
山口県 105.4万円
滋賀県 100.1万円
奈良県 93.4万円
沖縄県 89.8万円
では、東京以外の大都市を抱える都道府県のランキングがどうなのか、主だったところを見ていきましょう。
九州の中心となっている福岡市がある福岡県は24位133,3万円でした。
福岡市の安い葬儀について、こちらの記事をご覧ください。
札幌市がある北海道は32位で123.3万円でした。
札幌の安い葬儀については、こちらをご覧ください。
関東エリアは、他の地域と比較して全体に葬儀費用が高い傾向にあります。
埼玉県は4位で172.4万円でした。
埼玉の安い葬儀については、こちらの記事にまとめています。
横浜市がある神奈川県は7位で169.7万円です。
横浜の安い葬儀については、こちらの記事をご参照ください。
葬儀費用の平均的な内訳
2020年の調査によると、平均的な葬儀にかかる費用は約208万円という結果がでています。
葬儀費用には、通夜・告別式といった葬式費用、葬儀で集まった人にふるまう飲食接待費、参列してくれた方への返礼品費、宗教関係者への謝礼金という4つの項目が含まれています。
208万円の内訳としては、下記のようになっています。
- 葬式費用 119万円(火葬場使用料、葬儀会場費、人件費等)
- 飲食接待費 31万円(通夜振る舞い、精進落とし等)
- 返礼品費 34万円(返礼品、香典返し等)
- 宗教者関係費用 24万円(読経料、戒名料等)
葬儀費用の時代による変化
葬儀費用は、30年前と比較すると、ほぼ半額になるほど大幅に低下しています。
1993年は405万円でしたが、1999年に366万円、2010年242万円、2015年に212万円と年々下がっています。
この背景となっているのは、葬儀の規模が年々縮小化していることです。
1999年の平均参列者は209人でしたが、2010年には118人、2020年には63人と半分以下に減っています。
かつては、一般葬を執り行うケースが殆どで様々な参列者が集まっていましたが、家族葬のスタイルが次第に広まるようになり、近親者やごく親しい人だけが参列するようになっていきました。
また、宗教的な式典を行わず、直葬という形で送り出すケースも次第に増えてきました。
葬儀形態による葬儀費用
以前は葬儀といえば一般葬しか選択肢がありませんでしたが、社会にニーズに対応することで、様々な形態の葬儀が現れました。
ここでは、そうした葬儀の形態と費用について、紹介していきたいと思います。
葬儀形態の割合
2019年に行われたアンケート調査によると、葬儀形態の割合は下記のとおりでした。
- 一般葬 51%
- 家族葬 43%
- 一日葬 4%
- 直葬 2%
一般葬と家族葬がほぼ半々ということですが、今後は家族葬の割合が一般葬を上回るかもしれません。
また一日葬や直葬の割合は低いですが、これから認知が進めば、もう少し増えていくかもしれません。
家族葬
以前は一般葬のスタイルがほとんどで、多くの参列者が集まっていました。
その分、遺族は悲しみの中で多くの人に対応する必要があり、非常に負担が大きいものでした。
そこで、葬儀社からの提案で、家族葬というスタイルが世に現れて、あっという間に広まっていきました。
家族葬という名称ではありますが、家族に限定しているケースから、次第に家族だけでなく親せきや付き合いの深い人たちが集まる形となっていきました。
20名~30名ほどの参列者で行うことが最近では多いようです。
家族葬の流れとしては、通夜の翌日に告別式を行い、出棺して火葬します。
費用としては、葬儀費用、火葬費、返礼品費、飲食費、宗教者への謝礼等を入れて150万円程度というのが一般的です。
直葬
昔は、お金に困っている人が葬儀をあげる費用がなく、仕方がないので直葬で故人とお別れをするというケースが殆どでしたが、次第に葬儀に費用かけるのは無駄と考えて、あるいは宗教的な儀式をしたくないということで、あえて直葬するというケースも出てきました。
直葬では、通夜や告別式を省き、安置所に保管されているご遺体を納棺して火葬場に運びます。
そこでごく親しい間柄の人たちと最後の別れを告げて、出棺・火葬となります。
火葬の際にお坊さんに読経してもらうということも可能です。
このように、通夜や告別式といった宗教行事を行わず、飲食も返礼品も全て省いた非常にシンプルな形ですので、かかる費用としてはご遺体の保管料や運搬料、そして火葬の費用などで15万円~25万円になります。
一日葬
葬儀というと、一般的には通夜の翌日に告別式という形で2日間にわたって行われるものですが、2日間というのは遺族や遠方からの親類、高齢の参列者には負担になるものです。
そこで通夜をやらずに告別式だけを行う一日葬という形態が現れました。
密になる時間を減らしてコロナ対策を、ということもあって、最近になって一日葬という形態が広まっています。
通夜にかかる費用分を節約できるので、費用は90万円~110万円程度となります。
東京で安い葬儀をする方法
東京は地価が高いということもあって、葬儀にかかる費用も他の地方と比べると割高になります。
それでも費用を安くする方法はいくつかありますので、ご紹介していきましょう。
事前に合い見積もりをとる
一般の人は、日ごろ葬儀のことを考えることもなく生活していますので、いざというときに、具体的にどうすればいいのか、何にいくらかかるのかということは、よくわからないものです。
実際に葬儀を手配しなければならないとなると、時間も限られているため、よくわからないまま、病院から紹介された葬儀屋さんなどに依頼して、言われるがままにお金を出してしまう、というのがよくあるパターンです。
こうなるとどうしても費用がかかってしまいます。
できれば、事前に準備をしておくことをおすすめします。
いくつかの葬儀社から資料を取り寄せ、見積もりを出してもらって比べてみましょう。
分からないことがあれば、納得するまでどんどん質問しても構いません。
こうした準備をしておくだけで、いざというときに落ち着いて対応できますし費用を抑えた葬儀を行うことができます。
生前予約をする
「終活」ということが一般的に広まったことで、生前から自分の死んだ後のことに備えておくという人が増えています。
葬儀社では、生前予約を受け付けており、予約した場合には費用が割引になっていることが多くあります。
生前予約をすることで、残された家族の負担を軽くしてあげることになりますし、自分らしい葬儀のプランを選ぶこともできます。
プランを見直す
葬儀社のプランは、パッケージとしてサービスなどが事前に用意された形で提案されています。
そのプランに含まれているサービスや設備が、必要以上に豪華になっていないか、不要なものがセットになっていないかということをしっかりチェックしておきましょう。
少しでも納得できないところや不明な点があれば、遠慮せずに葬儀社の担当に質問してみることです。
その他 補助金等の活用 葬儀保険の加入
葬儀費用を安くする方法として、国民健康保険の補助金が使えないか、葬儀保険に加入していないかということを確認しておきましょう。
もしそうしたものが使えるようであれば、手続きに不備がないよう、しっかり確認してから利用するといいでしょう。
東京で安い葬儀をしてくれる業者
東京の葬儀費用は他の地域と比較して高めになりますが、どこに依頼するかによって大きく変わってきます。
依頼する葬儀業者としては大きく分けて葬儀社、互助会、インターネット葬儀社の3つに分けて紹介していきます。
葬儀社
それまでの葬儀会社といえば、地域密着で小規模の家族経営の会社が多かったのですが全国展開している大規模なグループ企業や、地域でしっかりと地盤を固めている中堅企業、そして地域の零細企業という形で展開している会社などが見られるようになりました。
多くの企業が競い合っている中に新規参入してくる企業もあるため、他社との差別化も大切な要素になっています。
家族葬専門の会社や、低価格のパッケージを打ち出してくる企業など様々な選択肢が出てきています。
葬儀を依頼する側としては、自分たちのニーズと合う企業がどこなのか、しっかりと情報収集して選択する必要があります。
互助会
互助会は全国各地に250近くの組織があり、それぞれ会員から月々数千円の積立金を集めることで設備を整えてきました。
互助会の会員になることで、低価格のプランに契約することができ、会員特典で互助会が運営する葬儀ホールを割引価格で利用できたり、食事などを会員価格で提供してもらうことができます。
互助会に加入することで、万が一のときに相談するところを探し回る必要もなくなり、安心して老後を過ごすことができるようになります。
ただし、プランのバリエーションがやや少ないことや、他の葬儀社に乗り換えようとすると解約手数料がかかったりするので、加入前にしっかり確認しておくことが必要です。
全国各地にある互助会の中から、自宅近くの互助会のサービス内容を比較検討してみてください。
ごじょスケでは、一括して複数の互助会の資料請求ができて、とても便利です。
ベルコの互助会の会員になると40万円以上もお得になることもあります。
こちらのサイトではオンラインでの申し込み可能で、クレジットカードでの支払いも対応しています。
インターネット葬儀社
何か調べたいことがあればパソコンやスマホですぐに検索して必要な情報を得ることができるのが現代です。
葬儀会社を探すにも、インターネットは欠かすことができません。
そういった状況の中で、業績を伸ばしているのが、インターネットで検索されたときに上位表示する技術を活用したインターネット葬儀業者です。
インターネットで低価格を打ち出し、集めたお客さんを、全国にネットワーク化した葬儀会社を使ってサービスを提供するという仕組みを作り上げています。
インターネットで葬儀プランを提供している代表的なサイトが「小さなお葬式」です。
全国の葬儀社をネットワークすることで、葬儀費用8.9万円からというプランを打ち出し葬儀業界を驚かせました。近年、多くの支持を集めており、4年連続で葬儀受注県酢全国1位に輝いています。
「小さなお葬式」と同様にインターネットで葬儀を受注して、ここ数年で急拡大しているのが「よりそうお葬式」です。
葬儀費用が8.1万円からという、驚きの低価格が話題となっています。
安い葬儀でも大切なポイント
事前に準備をしておくことなどで葬儀の費用は安くすることができますが、葬儀そのものが思っていたようにできなければ、本末転倒になります。
安い葬儀で注意しなければならないポイントについてチェックしておきましょう。
プランの内容
広告で打ち出されていた低価格につられて契約したものの、安いのは基本プランだけで、高いオプションをつけなければならず思ったほど安くならなかった、という話はよく聞かれます。
広告の価格があまりにも安い場合には、集客のために広告で激安価格にしているのではないか、どこかで儲けようとしているところはないか、というのは頭に入れておいたほうがいいでしょう。
プランの中身をチェックして、必要なものが基本プランに含まれているか、オプションプランが高すぎないか、といったことは確認しておくことをおすすめします。
スタッフの質
葬儀で大切なことは、価格よりも葬儀を運営するスタッフの質であることは言うまでもありません。
葬儀に携わるスタッフの対応に問題があるようでは、いくら費用が安くなったとしても、頼んだ方としては、こんなはずじゃなかったと後悔することになります。
スタッフの質を発注前にチェックするのは難しいですが、こちらから問い合わせたときの対応の仕方をよく観察しておき、過去に依頼したことがある人たちの評判などを調べてみましょう。
東京の葬儀作法
東京の住民の多くは地方から来ている人たちですが、それでも東京ならではの葬儀の作法や風習というものがあります。
その中からいくつかをご紹介していきましょう。
後火葬
地域によっては、前火葬といって通夜の前後に火葬してしまうところもあるようですが、東京では告別式の後に火葬するのが通常のしきたりです。
後火葬を知らない地域の方が葬儀に参列して驚かれることもあるようです。
告別式より通夜の方が参列者が多い
全国的には、通夜は親族を中心にしめやかに行い、告別式では多くの人が参列する、というところが多いですが、東京では逆で、通夜のほうが多くの人が集まり、告別式は親族だけというのが通常のケースです。
通夜振る舞いが豪華
かつての通夜振る舞いは親族だけのものだったので質素でした。
しかし、告別式よりも通夜に参列する人が多いことから、おもてなしということで、次第に料理が豪華になっていきました。
全骨収骨
東京では火葬されて残ったお骨は、すべて骨壺に納めます。
大きな骨がそのまま残ってしまう場合には、砕いて入れますが、地方から来て初めて見る人は、びっくりすることもあるようです。
東京の代表的な葬儀場
人口の多い東京では、葬儀場の確保が大変で、交通の便がよく施設が整っている葬儀場は予約を取るのに1週間近くかかることもあるそうです。
ここでは、そうした東京の代表的な葬儀場を3つご紹介していきます。
町屋斎場
町屋斎場は、東京都内で最大規模の斎場です。
葬儀の式場と火葬場が敷地内にあるため、異動の負担がなく便利です。
また「町屋駅」から徒歩3分ほどの場所にあるため、非常に人気の斎場となっています。
落合斎場
落合斎場は、新宿区落合という都心に近い場所にある、葬儀式場と火葬場が併設された施設です。
ご遺体の保管ができる霊安室も併設していることや、「落合駅」から徒歩5分というアクセスの良さで、多くの方が利用されています。
四ツ木斎場
四ツ木斎場は、お花茶屋駅から徒歩3分の場所にある、葬儀式場と火葬場が併設された斎場です。
58体のご遺体が保管できる霊安室があり、通夜から初7日までがこの場所でおこなうことができます。
外観もセンス良くデザインされていて、雰囲気のいい施設です。
【東京で安い葬儀ができるのか?】東京の葬儀作法と葬儀プランも解説のまとめ
東京は人口が多くマーケットが大きいことから、多くの葬儀社が競い合っています。
地価や人件費が地方と比べて高いこともあって、葬儀費用も他の都道府県との比較では高めになりますが、価格競争は厳しいです。
そして、こうした葬儀の低価格化の傾向はこれからも続くと思われます。
葬儀のことをあまり考える機会はないかもしれませんが、できれば、葬儀の手配をしなければならなくなってからバタバタと準備をするのではなく、事前に時間を取ってどのような形の葬儀がいいのか、どのぐらい費用をかけるといいのかということを、しっかり考えておくといいのではないでしょうか。