互助会

【冠婚葬祭互助会とは】互助会はどういう仕組み?成り立ちや特長等を詳しく説明

【冠婚葬祭互助会とは】互助会はどういう仕組み?成り立ちや特長等を詳しく説明

2020年3月に実施した「第4回お葬式に関する全国調査」によると、葬儀にかかった合計費用は、全国平均で208万200円でした。葬儀は大きな金額の出費となる上に、いつのことになるのかわかりません。しかしいつか必ずあることです。

こうした大きな金額が必要なライフイベントに備えて、月々わずかな金額を会員同士が出し合い、葬儀や結婚式にかかる費用の一部をまかなうのが冠婚葬祭互助会です。

全国には250社ほどの互助会組織があり、年間に執り行われる葬儀の20%弱が冠婚葬祭互助会によるものです。

知り合いの紹介で勧誘を受けて、どういったものか知りたいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では冠婚葬祭互助会の仕組みや特長、そのメリットやデメリットについてご紹介していきます。冠婚葬祭互助会がどういったものか、ひととおり知ることができると思いますので、ぜひ最後までお読みください。

 

冠婚葬祭互助会の成り立ち

冠婚葬祭互助会の成り立ち

 

冠婚葬祭互助会が生まれたのは70年以上前の1948(昭和23)年、戦後まだ間もないころです。まだまだ物資がたいへん不足していて、冠婚葬祭に必要なものを入手することすら困難な時代です。

そんな中、「一人が万人のために、万人が一人のために」という相互扶助の精神のもと、少額であっても多く人がお金を出し合うことで冠婚葬祭に必要な施設や設備、道具類をそろえ、助け合う仕組みをスタートしたのが冠婚葬祭互助会です。

初期のころは冠婚事業を中心として広まっていきます。高度成長時代になって、都市に人口が集中するようになり、若い人が故郷を離れて生活するようになったことで、結婚式場で結婚式を挙げる人が増えました。冠婚葬祭互助会はそのニーズに応える形で発展し、会員を大きく増やしていきました。

その後、時代は変わり少子高齢化時代となっていきます。晩婚化が進み結婚の考え方も変わっていったことに合わせて、冠婚葬祭互助会はそれまでの冠婚中心から葬祭事業を中心に大きくシフトしていきます。自宅で葬儀を執り行うことが困難な都市部を中心として会館を利用した葬儀が一般化していったことが背景にあります。

時代の変化に伴って冠婚葬祭の考え方も変わっていきます。冠婚葬祭互助会は、こうした社会の変化に対応しながら新たな形で互助会としてのサービスを提供しています。互助会の組織は全国に広がっており、経済産業省の監督の下、加入者に不利益が生じることがないように健全な形で運営されています

 

全国に広く展開している互助会も発生し、多くの会員にサービスを提供しています。

 

冠婚葬祭互助会の仕組み

冠婚葬祭互助会の仕組み

互助会に加入すると加入者は毎月、数千円程度の一定の金額を払い込みます。プランによって金額と回数は変わってきますが、1000円~5000円の掛け金を60~100回程度支払うのが一般的なプランです。

 

加入者には割引価格で結婚式や葬儀のサービスを受けることができる他、提携会社やお店の商品・サービスを割引で購入することができる等、多くの特典があります。

互助会では多くの加入者から前払いのように預かった金額をもとに、施設や設備を整備し運営をしていきます。経済産業省の許可を受けて事業を行っており、預かった金額の半額は供託しきちんと保全されるような仕組みとなっています。

 

冠婚葬祭互助会の特長

冠婚葬祭互助会の特長

加入者にとっては、葬儀の依頼先が決まっているという安心感があります。しかも会員価格で割引が受けられるメリットがあります。

また、事前に積み立てておくので、いざというときのお金の心配が軽減されることになります。

結婚式や葬儀以外にも、飲食や旅行、レジャーなど会員割引価格で利用できるサービスを多数用意している互助会も多くあります。

互助会の組織は全国各地にあるので、転居した場合にもその掛け金を転居先の互助会に引き継ぐことができます

 

「ごじょスケ」は月々1500円からの掛け金で加入できる互助会です。葬儀の費用を30%~50%もお得になるプランがあります。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
全国の互助会の資料請求

 

冠婚葬祭互助会のメリット・デメリット

冠婚葬祭互助会のメリット・デメリット

互助会に加入すると毎月少額の掛け金を積み立てていくのですが、加入した時点で会員価格が適用されることになり、完納金額と支払い済み金額との差額を支払うことで大幅な割引を受けることができます

会員としての権利は、本人だけでなく、その家族も利用することができます。同居のご家族や、本人が喪主や施主をされた場合は誰の葬儀でも利用可能です。また、上記にあてはまらない場合は名義変更をして利用することも可能になります。

掛け金を完納した後は、会員としての権利は一生涯保持されます。加入後に物価が変動したとしても、権利としては加入当時のままでサービスを受けることができます

デメリットとしては、互助会で用意しているプランから選ぶ形になるので、自由度は限られているということがあります。近年は冠婚葬祭に対する考え方も多様化していますが、互助会が用意しているプランでは、加入者のニーズに対応することができない場合もあるかもしれません。

また、家族が互助会に加入していたことを知らず、他社で葬儀を行ったとしても全額を返金してもらうことはできません。互助会に対して返金を依頼して書類を提出し、積み立てた金額の10%~20%の返金手数料を支払う必要があります

加入者の認識の問題ですが、互助会に入っていれば、葬儀代がすべて賄われると勘違いしているケースも多くあるようです。互助会で積み立てた金額は、多くの場合30万円~60万円程度で、葬儀代の一部となり差額の支払いは発生します。この仕組みが十分に理解されておらずトラブルになることもあるようです。

 

互助会の選び方

互助会の選び方

互助会に加入することを検討する際に、選ぶためのポイントを考えてみましょう。

第一に自分が住んでいるところの近くにある互助会を選ぶことです。いざというときに近場にあるほうが、対応が早いという安心感があります。また距離が近いと何かと相談しやすいということがいえるでしょう。

また、その互助会で用意している葬儀プランについて事前にしっかりと確認しておきましょう。自分が考えている葬儀のかたちがその互助会でやってもらえるのかをあらかじめ確認しておくことで、あとから思っていたのと違ったということがなくなります。

その互助会に加入したことで得られる結婚式や葬儀以外の特典も比較しておいたほうがいいでしょう。提携している施設やサービスが多いと、葬儀がなくても様々な場面で会員価格のお得なサービスを受けることができます。

互助会は事前に前払いして、実際のサービスを受けるのが10年後15年後ということもあります。できれば、その互助会の経営状態もある程度知っておいたほうがいいでしょう。万が一、加入の互助会が経営破綻した場合、半額は保全されているので大丈夫ですが、残りの半額は返金されない可能性があります

 

 

互助会の入会・退会

互助会の入会・退会

互助会への入会を考えている場合は、まず資料請求することから始めます。送られてきた資料に目を通し、不明点があれば、電話やメールで問い合わせをしましょう。入会前に互助会で運営している会館などの施設を見学することも可能です。

入会するプランを決定したら資料に同封された申込書に記入し担当者に来てもらって渡すか郵送します。月々の支払いは口座引落しになるので、通帳と銀行印の用意も必要です。ただし初回の支払いは現金になりますので、その場で担当者に支払うか、指定口座に入金します。

忙しい人のために、最近ではオンラインで入会手続きが完了できる互助会も増えています。また支払いもクレジットカードの導入が進んでいます。

ベルコ簡単オンライン入会

 

互助会を退会する場合、気をつけなければならないのが、退会には手数料がかかるということです。支払い済みの金額にも寄りますが、最大で2割程の金額がかかることもあるようです

退会に必要な書類は加入者証(会員証)、印鑑、本人確認書類(運転免許証・健康保険証など)銀行などの口座番号といったものです。本人以外が退会手続きを行う場合には、委任状が必要になります。

互助会が退会を認めなかったり、なかなか手続きをしてくれなかったり、法外な手数料をとられたというトラブルもあるようですが、基本的に互助会では問題なく退会できますし、手数料はかかりますが返金してもらえます。入会の際には、退会の手続きや手数料のことをしっかりと確認しておくといいでしょう。

 

冠婚葬祭互助会のプラン

冠婚葬祭互助会のプラン

互助会の会員には、通常価格よりも50%割引などのお得なプランが用意されています。また互助会が所有する会館などの施設が優先的に使用できたり、特別なサービスが利用できたりするケースもあります。

ただし、プランには含まれていないサービスも多く、葬儀に必要なものをすべてまかなうと追加費用がかさむことがあるので、事前にしっかりと確認しておきましょう。

互助会の積立金では葬儀にかかる費用のすべてカバーすることができないことが多いので、どのぐらいの追加費用が発生するのか、あらかじめ見込んでおくと、いざというときに慌てることがなくなるでしょう。

 

まとめ

【冠婚葬祭互助会とは】互助会はどういう仕組み?成り立ちや特長等を詳しく説明まとめ

 

冠婚葬祭互助会は、戦後の物資が不足している時代に相互扶助の精神ではじまり、時代のニーズに対応する形で発展してきました。

誕生から70年以上たった今、価値観が多様化し、インターネットによって様々な情報が手軽に収集できる時代になって、互助会の在り方も変わってきています。

その中でも、いつか来る人の死に対して、備えておく必要性は変わらず続いていくものです。冠婚葬祭互助会の果たす役割も引き続き残っていくでしょう。

私たちは、互助会のことをよく知ることで、もっと上手に活用していくことができるのではないかと思います。

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もとやま

もとやま

フリーランスライターとして活動中。 主な執筆ジャンルとしては、葬儀、終活、相続のほか転職、マーケティングなど幅広い。 最近はYou Tubeマンガのシナリオ作成も手がける。

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